3時間1分の『アベンジャーズ/エンドゲーム』、「4時間近いバージョンもあった」とルッソ兄弟

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)でインフィニティ・サーガの最終章となった『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)の上映時間は3時間1分もあり、MCU史上で最長となった。しかし同作には、それよりも長いバージョンが存在していたようだ。
米WIREDのインタビューに、『アベンジャーズ/エンドゲーム』で監督を務めたアンソニー&ジョー・ルッソ監督が登場し、本作に関する「6時間のディレクターズカットが存在しているのですか?」との質問に答えている。
まずジョーが、「今までで一番長かったのは3時間40分ぐらいだったと思う」と言うと、続けてアンソニーが、「『インフィニティ・ウォー』と『エンドゲーム』のスーパーカットを作ったら、多分そうなるだろうね。おそらく4時間から6時間ぐらいの間かな。もしかしたら6時間になるかもしれない」と回答している。
さらにジョーが、最長となる3時間40分バージョンで本編入りしなかった40分は「削除に値する」とコメントすると、アンソニーも「そうだね」と同意し、「劇場公開版がディレクターズカットで、他にはないですよ」と断言している。
監督の発言から察するところ、2人は将来的にディレクターズカットをリリースするつもりはないようだ。だが、『エンドゲーム』が日本国内で上映終了を迎えた日に、特定の劇場にて特別映像が追加されたファイナル上映会が開催されている。その映像には、ハルクが活躍する未完成の削除シーンが含まれていた。その他に削除された映像には、行方がわからなくなっていたガモーラの「その後」を描いたシーンや、アントマンとワスプが登場するシーンもあったことがわかっている。
ちなみにタイカ・ワイティティ監督も、『ソー:ラブ&サンダー』のディレクターズカット版に興味がないと発言。MCU作品にはディレクターズカットを推奨しない監督も少なくないようだ。
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