『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』エムバク再登場へ ─ 「特別な何かを作る」とウィンストン・デューク

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品『ブラックパンサー』(2018)の続編映画『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー(原題:Black Panther: Wakanda Forever)』に、ジャバリ族のリーダー・エムバクが再登場することがわかった。演じるウィンストン・デュークが続投を認めている。
『ワカンダ・フォーエバー』では、2020年8月に急逝したチャドウィック・ボーズマンが演じた主人公ブラックパンサー/ティ・チャラ不在のまま、ワカンダの物語が継続される。キャストには前作から、ナキア役のルピタ・ニョンゴ、オコエ役のダナイ・グリラ、シュリ役のレティーシャ・ライト、エヴェレット・ロス役のマーティン・フリーマン、ラモンダ役のアンジェラ・バセットの続投が判明しており、このたびデュークの再演も確定した形だ。
米Colliderの取材に応じたデュークは、「脚本を読んだ時はすごくエモーショナルな気持ちになりました」と復帰への思いを語っている。本作は現在、米アトランタにて撮影が進行中。現地に滞在しているとみられるデュークは「撮影現場に戻るために荷造りをしている時なんかは感情的になりました」と話した。
『ワカンダ・フォーエバー』では、ティ・チャラの新たな物語が描かれる予定だったが、チャドウィックの逝去を受け、マーベル側はキャストの交代ならびにチャドウィックのデジタル復活を行わない方針を公式に発表していた。ティ・チャラのレガシーを継続していくにあたり、デュークは「私たちは今では家族です。悲しむ時は一緒です」とチャドウィックへの思いやりを示した上で、「すごく特別な何かを作ろうとしています」と続編への意気込みを語った。
脚本・監督には、前作のライアン・クーグラーが続投。新キャストとして、「ナルコス:メキシコ編」(2018-)のテノッリ・ウエルタが悪役のひとりとして参加する。
映画『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー(原題:Black Panther: Wakanda Forever)』は2022年7月8日米国公開予定。
Source: Collider