『007』次期ジェームズ・ボンド役、キリアン・マーフィーなら「美しくやっていける」 ─ 『オッペンハイマー』共演者が太鼓判

『オッペンハイマー』で賞レースを席巻中の俳優キリアン・マーフィーこそ、映画『007』シリーズの次期ジェームズ・ボンド役にふさわしい?キリアンと『オッペンハイマー』で共演したクレイ・バンカーが太鼓判を押している。
2021年にダニエル・クレイグ版が完結した『007』シリーズは、現在7代目ジェームズ・ボンドの新シリーズを企画中。構想にはじっくりと時間がかけられており、直近では2024年2月にプロデューサーのバーバラ・ブロッコリが「今の時点で次回作について言えることはありません」と大きな進捗がないことを明かしていた。
ネットでは次期ボンド役をめぐる予想合戦が繰り広げられる中、キリアン・マーフィーに票を投じたバンカーは、英The Sunで「彼なら美しくやっていけるのではないでしょうか」と語っている。「キリアン・マーフィーはすごく優しい人ですけど、彼にはダークな部分もある。ボンドにも闇はありますよね」。
「私たちは忘れてしまいがちですけど、ボンドは(イアン・)フレミングが生み出したすごくダークなキャラクターです」と原作小説の硬派なボンド像を強調するバンカー。次期ボンドにはダニエル・クレイグと同じくダーク路線を進んでもらいたいようだが、過去作でダークな役柄をこなしてきたキリアンこそ、その役にふさわしいと考えている。
「彼は、僕たちが善と呼ぶ側に居合わせているだけ。キリアンは、あの役に入り込む能力を持っています。それは『ピーキー・ブラインダーズ』や彼がスケアクロウを演じた『バットマン』とか、彼の出演作で明らかになっていることです。」
ちなみに次期ボンド役を務める俳優を巡っては、過去にプロデューサーのマイケル・G・ウィルソンが「30代が妥当」との発言を行なっていたこともある。現在47歳のキリアンにとっては年齢の壁が立ちはだかりそうだが、バンカーの言う通り実力の面では申し分ないだろう。
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Source:The Sun