『アベンジャーズ』ルッソ兄弟の大作ドラマ「シタデル」4月28日配信決定 ─ 記憶喪失のスパイたち、犯罪組織の陰謀に挑む

『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)のアンソニー&ジョー・ルッソとAmazonが仕掛ける、超大作スパイドラマ「シタデル(原題:Citadel)」が2023年4月28日よりPrime Videoにて世界配信されることがわかった。初回は第1話・第2話の同時配信で、以降は5月26日まで毎週金曜日に新たなエピソードが追加される(全6話構成)。米Deadlineなどが報じた。
本作は世界各国から集まったスパイたちが大型ミッションに挑む“『アベンジャーズ』スタイルのスパイ・シリーズ”で、『エターナルズ』(2021)や「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)のリチャード・マッデン、『マトリックス レザレクションズ』(2021)のプリヤンカー・チョープラーが主演を務める。本作を皮切りに、Amazonはインド・イタリアでのスピンオフ作品を展開する構想だ。
世界規模の民間諜報機関・シタデルは8年前に崩壊した。この世界を闇で操る犯罪組織・マンティコアの指揮によって破壊されたのだ。優秀なエージェントだったメイソン・ケイン(マッデン)とナディア・サイン(チョープラー)は辛くも生還したが、その記憶は消去されてしまった。以来、ふたりは自らの過去も知らぬまま、新たな生活を密かに築いてきたのだ。
しかしある夜、メイソンはシタデルの元同僚であるバーナード・オーリックに発見される。マンティコアが新たな国際秩序を完成させようとしていることを知ったオーリックは、陰謀を阻止するべく、メイソンの助けを求めていたのだ。メイソンは以前のパートナーであるナディアと再会し、マンティコアを止めるために世界を股にかけた任務に挑む。互いの嘘と秘密、危険だが生涯消えることのない愛情に向き合いながら。
出演者はマッデン&チョープラーのほか、元同僚のオーリック役で『トランスフォーマー』『ハンガー・ゲーム』シリーズなどの名優スタンリー・トゥッチ。また、狡猾で野心的なイギリスの駐米大使ダーリア・アーチャー役を『ファントム・スレッド』(2017)のレスリー・マンヴィルが演じる。
そのほか、カーター・スペンス役で『キル・チーム』(2019)のオシ・イカイル、アビー・コンロイ役で『ザ・ゴールドフィンチ』(2019)のアシュリー・カミングス、アンダース&ダヴィク・セリア役で『ヒトラーの忘れもの』(2015)のローランド・ムーラー、ヘンドリクス・コンロイ役で『ミッドナイト・スカイ』(2020)の子役ケイリン・スプリンゴールが出演する。
ショーランナー・製作総指揮は「ナチ・ハンターズ」(2021)「インベージョン」(2022)のデヴィッド・ワイル。製作総指揮にはルッソ兄弟のほか、ルッソ率いる製作会社AGBOのマイク・ラロッカ&アンジェラ・ルッソ=オトストット&スコット・ニーミス、撮影監督のニュートン・トーマス・シーゲル、「法医学医 ダニエル・ハロウ」のパトリック・モランが名を連ねた。なお、以前ショーランナーを務めていたジョシュ・アッペルバウム&アンドレ・ネメック、スコット・ローゼンバーグ&ジェフ・ピンクナーも製作総指揮としてクレジットに名前を残している。
ドラマ「シタデル(原題:Citadel)」は2023年4月28日よりPrime Videoにて独占配信(全6話構成)。
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Source: Deadline