「デアデビル」新作ドラマが始動、ディズニープラスで

“マン・ウィズアウト・フィアー”が帰ってくる!Netflixで配信されたマーベル・ドラマ「デアデビル」の新シリーズが、ディズニープラス(Disney+)にて始動したことがわかった。米Varietyが伝えている。
スパイ・アクションドラマ「コバート・アフェア」(2010-2014)を共に手がけたマット・コーマンとクリス・オードが脚本と製作総指揮として起用されたという。ほか詳細は不明だが、「企画は加速しているようだ」とVarietyは見立てている。
「デアデビル」は、マーベル・テレビジョン製作のもと2015年から2018年までに全3シーズンが登場したシリーズ。米ニューヨークのヘルズキッチンを舞台に、マーベル・シネマティック・ユニバースと世界観を共有する物語が描かれた。Netflixではほかに「ジェシカ・ジョーンズ」「ルーク・ケイジ」「アイアン・フィスト」「パニッシャー」といった関連キャラクターの単独シリーズも配信。中でも本作は特に人気の高いシリーズだった。その後、権利上の都合もあって2018年に打ち切りとなり、2022年にはNetflix上で配信停止。作品はディズニープラスへと移管された。新天地にてマーベル・スタジオ製作による新作が期待されていた。
現時点でマーベル側はコメントを控えている。キャスティングに関する情報も不明だが、主人公マシュー・“マット”・マードックを演じたチャーリー・コックスの続投を期待するのが自然だろう。コックスは『スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム』(2021)にカメオ出演し、大きな話題を集めていた。また、シリーズのメインヴィランであるキングピン/ウィルソン・フィスク役ヴィンセント・ドノフリオも、マーベルドラマ「ホークアイ」にて再演。「デアデビル」再始動の機運は高まっていた。
「デアデビル」は、ハードな暴力描写も特色だった作品。キングピンが「ホークアイ」に登場した際には、残虐だったキャラクター表現がいくらか控えられており、一部のファンでは不満の声もあがっていた。ディズニー傘下のプラットフォームでの新企画では、従前のダークな世界観がいかに継承されるかに注目が集まる。
また、作品内容がリブートとなるのか、あるいは前シリーズにおけるシーズン3後の新章を描くかなどの詳細も不明。マーベルの米公式サイトでは、ドラマの物語と『ノー・ウェイ・ホーム』への登場が繋がっていたことを示す記述が削除されていたこともあった。
「デアデビル」の主人公マットは、昼は弁護士として、夜はクライムファイターとして戦う。ディズニープラスの新作ドラマ「シー・ハルク:ザ・アトーニー」は法廷劇であるため、弁護士であるマットが登場する可能性もある。
なおチャーリー・コックスは以前、「デアデビル」のディズニープラスへの移籍について、「ボーン・アゲインだ」とコメントしていた。これは、自身が続投しながら新企画を準備していることを示唆していたのかもしれない。
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Source:Variety