『ドクター・ドリトル』公開延期、新型コロナウイルスの影響で

東宝東和は、2020年3月20日(金)に予定していたロバート・ダウニー・Jr.主演映画『ドクター・ドリトル』日本公開を延期すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大防止対策の方針に鑑みての措置となる。
新たな公開日については現在調整中で、決定次第発表になるという。
新型コロナウイルスの洋画作品への影響としては、ウォルト・ディズニー・ジャパンが『2分の1の魔法』(2020年3月13日から近日公開へ)と『ムーラン』(2020年4月17日から2020年5月22日公開へ)を、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2020年3月27日から初夏公開へ)の延期を発表していた。
海外では、『007』 シリーズ最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の全世界公開が2020年4月から11月に延期となっている。
『ドクター・ドリトル』は、『アイアンマン』『シャーロック・ホームズ』シリーズで世界的人気を博すロバート・ダウニー・Jr.が、動物と話すことができるドリトル先生を演じる新たなアクション・アドベンチャー。本国版にはラミ・マレックやトム・ホランドら、日本語吹替版にはドリトル役の藤原啓治はじめ、小野大輔や朴璐美、中村悠一ほか豪華声優陣が動物の声を務めることも話題となっている。
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