キャプテン・アメリカ役クリス・エヴァンス、アイアンマン役ロバート・ダウニー・Jr.の誕生日を祝福 ― マーベル映画の10年経て

2018年4月4日(米国時間)、俳優ロバート・ダウニー・Jr.が53歳の誕生日を迎えた。
演技派俳優として若かりし日々を過ごしたロバートは、さまざまなトラブルを経て、現在ハリウッドのトップスターとして活躍している。そのカギとなったのが2008年『アイアンマン』で、以降、彼はトニー・スターク/アイアンマン役を演じつづけ、幅広い層の観客に広く知られる存在となった。
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の集大成、映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の公開を控えてのロバートの誕生日を、同じくMCUを黎明期から支えてきたクリス・エヴァンスが祝福している。
Happy birthday to the one and only, @RobertDowneyJr!! (Am I the only one who thinks he’s aging in reverse?) I miss you, buddy!!
— Chris Evans (@ChrisEvans) 2018年4月4日
「かけがえのないロバート・ダウニー・Jr.、誕生日おめでとう!(彼が若返ってると思うのは僕だけかな?) 会いたいよ!」
2017年1月から2018年1月まで、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、そして『アベンジャーズ』第4作(正式タイトル未定)の撮影は約1年かけて行われた。この2作品では、おそらくロバート&クリスの共演シーンも決して少なくないとみられる。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)をふまえた二人の関係性を演じることについて、ロバートは以前こう語っていたのだ。
「(撮影は)僕にとってはすごく辛かったですね。だってエヴァンスを見たら、僕は寄っていって匂いを嗅いだり、“ランチの時のサングラス姿、クールだね”って伝えたりしたいんですから。それでも、ただ怒りながら、彼をじっと睨みつけてるんですよ。」
一方、『アベンジャーズ』第4作の撮影終了後、クリスは撮影現場でのロバートについてこう話している。
「ダウニーを想う言葉なら、いくらだって出てくる。彼は素晴らしい男で、才能も凄いし、経験も豊富。それに、とても献身的なんです。いつだって僕の傍に居てくれた。いつも彼に支えられていると感じられました。彼は、一人ひとりを輪の中に入れてくれて、全員を歓迎してくれる。最終作では特にそうでした。」
「最終作」といわれているように、ロバートとクリスは『アベンジャーズ』第4作をもってマーベル・スタジオとの契約を揃って満了する。ロバートの今後は不明だが、クリスはキャプテン・アメリカ役からの卒業を明言している状態だ。長い時間をかけて映画を、そしてユニバースを作ってきた二人だが、現時点でアイアンマン&キャプテン・アメリカとして今後共演する予定はないのだろう。ロバートにとって2018年の誕生日とは、作品のプロモーションを残してはいるものの、ひとまず10年間を走り抜けた先にやってきた「誕生日」だったのである。
ちなみに、ロバートと同じく10年間を、こちらは断続的に走ってきたのが、『アイアンマン』シリーズでヒロインのペッパー・ポッツを演じたグウィネス・パルトロウだ。ロバートの誕生日を、彼女はトム・ホランドとの3ショットで祝福している。
現在、ロバートは新作映画『ザ・ヴォヤージュ・オブ・ドクター・ドリトル(原題:The Voyage of Doctor Dolittle)』の製作中。『シャーロック・ホームズ』第3作の企画もまだ存在するということで、53歳になった彼はますます意欲的だ。MCUへの続投こそ不明だが、さらなる活躍を楽しみにしよう。
映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年4月27日より全国ロードショー。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-iw.html
Sources: Chris Evans, Gwyneth Paltrow
Eyecatch Image: [左]Robert Downey Jr. [右]Chris Evans All Photo by Gage Skidmore Remixed by THE RIVER