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『ドクター・ストレンジ/MoM』に『X-MEN』登場確定か、プロフェッサーX役パトリック・スチュワートが事実上認める

パトリック・スチュワート
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/9360375657/

映画『X-MEN』シリーズのプロフェッサーX/チャールズ・エグゼビア役パトリック・スチュワートが登場しているのではないかと話題の『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』だが、どうやらスチュワートは本当に出演しているものと見られる。スチュワート自身が、最新のインタビューで事実をほぼ認めている。

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に続いて、異世界との合流を可能とするマルチバースを題材とした『マルチバース・オブ・マッドネス』の予告編では、ストレンジに「真実を教えよう」と語りかける謎の人物が登場。その声とわずかに映り込んだ後ろ姿から、『X-MEN』プロフェッサーXではないかとの推測がなされている。これは、夢にまで見たマーベル・シネマティック・ユニバースと『X-MEN』シリーズの初のクロスオーバーを意味しており、世界中のファンは色めきだっている。

この噂に、決定打が登場だ。YouTubeチャンネルJake’s Takesのインタビューに登場したパトリック・スチュワートの回答に注目してみよう。

この取材でインタビュワーは、会話の流れの中で「ちなみに、もしもの話ですが」と念入りに前置きをしてから、「もしもプロフェッサーXがドクター・ストレンジに会ったら、どうなると思います?」とさりげなく噂の核心にアプローチ。これを受けたスチュワートは、「プロフェッサーXは非常に用心深く、警戒し、おそらく少し不安になるでしょう。なぜなら、この男は危険かもしれないからです。だからプロフェッサー・エグゼビアは守りに入るのではないでしょうか」と答えている。

この回答だけでは、まだスチュワートが本当に出演しているかは分かりにくいのだが……。続いてインタビュワーは、非常にうまい形で『ドクター・ストレンジ』登場の事実を裏取る質問を投げている。

プロフェッサーXらしき人物が登場した例の予告編映像は、アメリカでは国民的イベントであるアメフトのスーパーボウル中継中に初めて解禁されたものだった。インタビュワーは「誰もが観戦していたと思いますが、そこにマーベル映画のコマーシャルが入って、あなたのような声が流れました。その瞬間、たくさん電話がかかってきましたか?集中して試合を観たいのに、と思いましたか?」と尋ねている。

これは高等テクニックだ。この質問は、『ドクター・ストレンジ』の予告編に登場していた人物はスチュワートであるとの前提をさりげなく設定している。そしてスチュワートの回答次第で、この噂は事実であると判断できるような尋ね方になっているのだ。さて、気になるスチュワートの回答は。

「あの時は電話の電源を切っていたので、翌朝までは何も聞こえませんでした。朝起きて電話を見たら、あの反応について山のように連絡が入っていてね。私の広報の人が、皆さんのリアクションやら詳細やらを送ってくれて。

私も自分で自分の声に気づかなかったんですよ。違ったように聞こえて。あの時は風邪でもひいていたのかな?わからないですけど(笑)。でも驚きましたね。見えていたのは、私の後ろ肩と耳たぶだけなのに、そこにはたくさんの繋がりがあった。喜ばしいことです。」

ビンゴ!スチュワートは「私も自分で自分の声に気づかなかったんですよ(I actually didn’t recognize my own voice)」「見えていたのは、私の後ろ肩と耳たぶだけなのに(All they saw was the back of my shoulder and I think my earlobe)」と答えているので、『ドクター・ストレンジ/MoM』に登場しているのは自分であると事実上認めている。スチュワートがマーベルと交わした秘密保持契約がどのようなものだったかは知るよしもないが、すっかり自身の出演を公然の事実として話しているのである。

もしもインタビュワーが「予告編に出ていたのはあなたですか?」と、正面玄関を叩くやり方で尋ねていたら、スチュワートもはぐらかしていたかもしれない。実際に、以前別の米メディアがスチュワートに直撃した時には「60年前、私が舞台に立った時から、みんな私の声を真似してきたんですよ。だから、私は責任を持てないんです」と、どう捉えていいのかわからない回答で回避されていたのである。

さて、これで『ドクター・ストレンジ』にプロフェッサーXが登場するのはほぼ確約されたと見てもいい。もちろん、ファンは「ワンダヴィジョン」ピエトロ・マキシモフの一件を忘れたわけではないので、プロフェッサーXは我々が理想とするような形では登場しない可能性もある。しかし、少なくとも『マルチバース・オブ・マッドネス』がさらなる可能性の扉を開くらしいことは事実のようだ。公開まで、様々な想像や考察を楽しもう。

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューさせていただきました。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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