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『アベンジャーズ』サノス役ジョシュ・ブローリン、大型SF映画『デューン』に出演決定 ─ 『ボーダーライン』ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作に再登板

ジョシュ・ブローリン
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/14609924158/

『アベンジャーズ』シリーズのサノス役、『デッドプール2』(2018)ケーブル役など話題作が相次ぐジョシュ・ブローリンが、大型SF映画『デューン(邦題未定、原題:Dune)』に出演することがわかった。米The Hollywood Reporterなどが伝えている。

本作はSF作家フランク・ハーバートの傑作小説『デューン/砂の惑星』(ハヤカワ文庫SF刊)を、『メッセージ』(2016)『ブレードランナー 2049』(2017)などのドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が2部作で映画化するもの。主演は『君の名前で僕を呼んで』(2017)のティモシー・シャラメが務める。

ジョシュが演じるのは、ティモシー演じる主人公ポール・アトレイデスの一家に仕える剣士であり、吟遊詩人のガーニー・ハレック。ポールを導き、その能力を開花させるキーパーソンだ。デヴィッド・リンチ監督による過去の映画版『デューン/砂の惑星』(1984)ではパトリック・スチュワートが演じていた役どころである。

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ヴィルヌーヴ監督の作品にジョシュが出演するのは『ボーダーライン』(2015)以来2度目。『デューン』に出演するデイヴ・バウティスタとは『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、ハビエル・バルデムとは『ノーカントリー』(2007)以来の共演となる。ジョシュはInstagramにて「ブローリン、バウティスタ、バルデム。はっはっは、こりゃヤバそう」と記している。

物語は「デューン」と呼ばれる砂漠の惑星アラキスで産出される貴重なスパイス「メランジ」を巡り、貴族たちが権力争いを繰り広げるところから始まる。惑星アラキスを治めるレト・アトレイデス公爵は、アキレスを狙う者らの陰謀で亡き者に。それをきっかけに、主人公である公爵の息子ポール・アトレイデスは砂漠の荒地へと逃亡。やがてポールをメシアと信じる遊牧民の指導者となり、帝国を転覆させるため立ち上がるのだった。

主人公ポール役は『君の名前で僕を呼んで』(2017)のティモシー・シャラメ、ポールの母レディ・ジェシカ役は『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(2018)のレベッカ・ファーガソン。そのほかアトレイデス家を憎み帝国の建立を目論むウラディミール・ハルコネン男爵は『パイレーツ・オブ・カリビアン』『マイティ・ソー』ステラン・スカルスガルド、その甥の“ビースト”ラバンは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』デイヴ・バウティスタ、聖なる意志のもとに人々を操るマザー・モヒアムは『愛の嵐』(1974)『さざなみ』(2015)のシャーロット・ランプリング、惑星アラキスに暮らす原住民の族長スティルガーは『ノーカントリー』(2007)『007 スカイフォール』(2012)のハビエル・バルデムが演じる。

なお本作には、『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)『グレイテスト・ショーマン』(2017)のゼンデイヤ、『スター・ウォーズ』新3部作のオスカー・アイザックも出演交渉中。オールスターキャストが着々と揃いつつある。

映画『デューン(邦題未定、原題:Dune)』は2019年前半より撮影予定。脚本は『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994)『ミュンヘン』(2005)のエリック・ロス、『ドクター・ストレンジ』(2016)のジョン・スペイツ、そしてヴィルヌーヴ監督が共同執筆する。

Source: THR, Variety, Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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