『アベンジャーズ/エンドゲーム』公開直後に世界興行収入10億ドル突破の可能性 ─ 世界各国での上映開始が迫る

マーベル・シネマティック・ユニバース最新作、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』が、劇場公開後はじめての週末に全世界興行収入10億ドルの大台を突破する可能性が浮上している。米Deadlineが報じた。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』は早くから特大ヒットが見込まれており、2019年4月上旬の時点で、公開後3日間の米国興収が3億ドルを突破すると予測されていた。国内のチケット前売は『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)の5倍という驚異的ペースで推移しているとも、『インフィニティ・ウォー』や『キャプテン・マーベル』(2019)『アクアマン』(2018)など4作品累計を約2倍した勢いともいわれていたのである。
今回の報道によれば、『アベンジャーズ/エンドゲーム』には公開後3日間で国内収入3億ドルを突破し、はじめての週末を終えた時点で世界興収10億ドルを超える可能性があるという。Deadlineによれば、10億ドル突破の必須条件は、米国・中国そろってのロケットスタートだ。両国ともに3億ドルを突破すれば一番の滑り出しで、もし米国の成績が2億7,000万ドル程度にとどまれば、中国にて3億1,000万ドル以上の初動興収は必要だとみている。なお本作には、公開後10日間で世界興収15億ドルを突破するとの大胆な予測も存在する。
その一方で、あくまで現実に目を向けた冷静な予想もなされていることを押さえておこう。2019年4月22日(米国時間)時点で有力視されているのは、米国公開後3日間で2億6,000万~7,000万ドル、海外初動成績は6億8,000万ドルで、全世界のオープニング興収は9億4,000万~5,000万ドルという数字だ(このうち中国が占めるのは2億5,000万~2億8,000万ドル程度とみられている)。この“冷静な予測”ですら、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の保持する米国歴代オープニング記録(2億5,700万ドル)を上回っているあたり、いかに本作が爆発的ヒットを見込まれているかがよくわかるというものである。
ちなみにDeadlineの情報によれば、『アベンジャーズ/エンドゲーム』は前売チケットのみで米国興収1億2,000万~4,o00万ドルを稼ぎ出しているとのこと。映画史を変えるかもしれない、超弩級の一本はもうすぐそこまでやってきている。
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』は2019年4月26日(金)全国ロードショー。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-endgame.html
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