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マーベル新作映画『エターナルズ』に「ゲーム・オブ・スローンズ」リチャード・マッデンが出演交渉中 ─ 『シンデレラ』『ロケットマン』など

リチャード・マッデン
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/9348068995/

『アベンジャーズ/エンドゲーム』が世界中で大ヒットする中、すでにマーベル・スタジオは次なる計画を精力的に進めている。

マーベル・シネマティック・ユニバースの新章を開く映画『エターナルズ(邦題未定、原題:Eternals)』に、ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-)や実写映画『シンデレラ』(2015)のリチャード・マッデンが出演交渉中であることがわかった。米Varietyをはじめ複数のメディアが伝えた。

『エターナルズ』は、数百万年前に地球を訪れた巨大な宇宙種族「セレスティアルズ」が人類への遺伝子実験によって生み出した種族「エターナルズ」を描く物語。エターナルズにはスーパーパワーとほぼ不死の肉体が与えられたが、時を同じくして邪悪な種族「ディヴィアンツ」も誕生。人類史の裏側にはエターナルズとディヴィアンツの存在があったとされる。

映画にはエターナルズのメンバーとして、宇宙の力を与えられた男性イカリスと、同じく宇宙の力を持ちながら人間界で生活する女性セルシが登場。今回の報道によれば、マッデンはイカリス役を演じるとのこと。なおセルシ役には、『チェンジリング』(2008)や『トゥームレイダー』シリーズのアンジェリーナ・ジョリー出演交渉に入っている

2019年5月8日現在、『エターナルズ』の出演交渉報道があったのは、マッデン&ジョリーのほか、『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』(2017)でアカデミー賞脚本賞にノミネートされたクメイル・ナンジアニと『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016)の韓国人俳優マ・ドンソク。二人の役柄は不明だが、報道通りのキャスティングであれば、魅力的だがとてつもなく絵面が濃い宇宙種族が爆誕することになりそうだ。

なお、マッデンは「ゲーム・オブ・スローンズ」『シンデレラ』のほか、イドリス・エルバと共演した『フレンチ・ラン』(2016)、英国の人気ドラマ「ボディガード -守るべきもの-」(2018)に出演。エルトン・ジョンの伝記ミュージカル映画『ロケットマン』(2019年8月23日公開)では、エルトンのマネージャーであるジョン・リードを演じている。

『エターナルズ』の監督を務めるのは、『ザ・ライダー』(2017)がカンヌ国際映画祭で絶賛されたクロエ・ジャオ。脚本はマシュー&ライアン・ファーポが執筆した。マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、以前本作について「群像劇映画」だと述べ、何万年にもわたる壮大なスケールの物語になることを示唆している

映画『エターナルズ』の公開時期は不明。撮影は2019年内に実施される見込みだ。

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Sources: Variety, THR

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。