クリス・エヴァンス、マーベル復帰について「絶対にないとは言わない」「だけどすぐじゃない」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画11作品で、キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース役を演じて大活躍したクリス・エヴァンス。以前は「同役再演の可能性はない」と断言したエヴァンスだが、現在はその心境を少し軟化させたようだ。
米GQのインタビューでエヴァンスは、キャップのスーツを再び身にまとう可能性について、「絶対にないとは言いません。本当に素晴らしい経験でしたから」と完全否定はせず、こう続けている。
「だけど、あの経験をすごく大切にしているし、心から誇りにも思っています。時々、起こったことすら信じられないこともあるんです。だから、再演がお金目当てだとか、期待に応えられなかったりだとか、オリジナル作品と繋がりがないように感じられたりするのは嫌です。すぐには復帰できません。」
9年間で11本ものマーベル映画に出演して多忙を極めていたエヴァンスは、ペースを落とすことを望んでいるとのことで、「最終的には、自分の人生における動きを減らしたいと思っています」とコメント。「他に興味を持っていることがたくさんあるんです。この分野で山頂に登り詰めたわけじゃないし、オスカーを受賞したわけでもない。山の頂上にいる人たちと一緒にされたわけでもないけど、すごく満ち足りているんです」と続けた。
エヴァンスはこれまで、キャプテン・アメリカ役を「再演することはない」と断言し、映画シリーズ第4作となる『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド(原題)』でアンソニー・マッキーが後継になったため「もう僕のものですらない」と述べていた。また別のインタビューでも、「今は復帰にしっくりこない」とまで発言していた。時間が経つにつれ、考え方にも若干の変化が生じているようだ。
なお、「仕事のペースを落としたい」と話したエヴァンスの現時点での待機映画は、Netflix映画『ペイン・ハスラーズ』と、ドウェイン・ジョンソンと共演するアクション映画『Red One(原題)』のみとなっている。
エヴァンスが主演するNetflix映画『ペイン・ハスラーズ』は、2023年10月27日独占配信開始。
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Source:GQ