MCU版『ファンタスティック・フォー』ザ・シング役候補?エボン・モス=バクラックが噂に言及

「Marvel パニッシャー」(2017-2019)や「キャシアン・アンドー」(2022-)、「一流シェフのファミリーレストラン」(2022-)など、多数の人気ドラマで活躍中の俳優エボン・モス=バクラック。かねてから噂されているマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)版『ファンタスティック・フォー(原題)』への出演について、米The Wrapのインタビューで沈黙を破った。
MCU版『ファンタスティック・フォー』は現在主要キャストの選定中と見られており、モス=バクラックは、ザ・シング/ベン・グリム役の候補とささやかれている。
The Wrapはこの噂の真偽を確かめるため、モス=バクラック本人に「(出演の噂を)肯定しますか?否定しますか?」と質問。するとモス=バクラックは、「ああ、肯定も否定もできないと思います」とシンプルに答えた。
ちなみにモス=バクラックは、マーベルドラマ「パニッシャー」にデヴィッド・リーバーマン / マイクロ役で出演しており、同作を含む「ザ・ディフェンダーズ・サーガ」はMCUの“正史”であることが公式に認められたばかり。もし本当にモス=バクラックが『ファンタスティック・フォー』でザ・シング役を演じる場合、彼はMCUで2つの役に起用されたことになる。
『ファンタスティック・フォー』のキャスティングをめぐっては、他にもペドロ・パスカルがミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズ役として出演交渉を行ったとの情報も。またヒューマン・トーチ/ジョニー・ストーム役には「ストレンジャー・シングズ 未知の世界」シーズン4のエディ役で知られるジョセフ・クイン、インビジブル・ウーマン/スー・ストーム役には『ミッション:インポッシブル』シリーズのヴァネッサ・カービーの名が浮上しているが、いずれも正式な情報ではない。
MCU版『ファンタスティック・フォー』は「ワンダヴィジョン」(2021)のマット・シャクマンが監督。脚本には、インディーズ映画や短編映画で活躍してきたジェフリー・キャプラン&イアン・スプリンガーが名を連ね、『宇宙戦争』(2005)『ターミネーター:ニュー・フェイト』(2019)などのジョシュ・フリードマンがリライトで参加している。
2024年の春頃より撮影を開始する見込みで、は2025年5月2日に米国公開予定。
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Source:The Wrap