『ファンタスティック・フォー』まもなく撮了、今後は『アベンジャーズ』と共演へ ─ ケヴィン・ファイギ宣言

マーベル・シネマティック・ユニバース『ファンタスティック・フォー』の撮影がまもなく完了となるようだ。2024年11月20日にシンガポールで行われたディズニーAPACコンテンツ・ショウケースにて、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギはビデオメッセージを通じて「来週には撮影終了」であると伝えた。米Deadlineが報告している。
『ファンタスティック・フォー』はマーベル・コミックにおける最初のヒーローチームであり、これまで旧20世紀フォックスでも複数回実写化された。「ついに、マーベル最初のファミリーがMCUに登場します」とファイギは伝え、「このキャラクターたちはみんな『アベンジャーズ』次回作に登場します。『ファンタスティック・フォー』の将来が楽しみです」と、アベンジャーズへの合流も宣言した。
『ファンタスティック・フォー』の舞台となるのは「1960年代風のレトロ・フューチャーな世界」で、おそらくマルチバースのひとつだと思われる。リード・リチャーズ/ミスター・ファンタスティック(ペドロ・パスカル)、スー・ストーム/インビジブル・ウーマン(ヴァネッサ・カービー)、ジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチ(ジョセフ・クイン)、ベン・グリム/ザ・シング(エボン・モス=バックラッシュ)の4人は「ヒーローとしての役割と、家族の絆の強さのバランスを取る」ことに葛藤しており、そこに惑星を食い尽くす宇宙神ギャラクタスと謎の使者シルバーサーファーが襲来するという物語だ。
『ファンタスティック・フォー』が登場する「『アベンジャーズ』次回作」について、ファイギは“the next Avengers movies”と複数形で言い表しているから、2026年の『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』と2027年の『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ』の両方になるだろう。次なるラスボスはロバート・ダウニー・Jr.によるドクター・ドゥーム。ドゥームといえばコミックではファンタスティック・フォーの宿敵であるから、とアベンジャーズとの共闘は自然な流れと言える。
『ファンタスティック・フォー』は2025年7月25日US公開予定。このアジア向けの発表会でファイギは「来夏公開」と話していることから、日本公開も本国と似たタイミングになるはずだ。
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Source:Deadline