「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」あのアベンジャーズメンバーは再登場なるか ─ 脚本家が言及

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)フェーズ4の第2弾となるドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」には、主人公のサムとバッキーのほか、あるアベンジャーズのメンバーが登場する。もっとも、小さなシーンでの登場となった同人物は、今後再び姿を見せることはあるのだろうか。脚本を務めるマルコム・スペルマンが、これについて言及している。
この記事には、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のネタバレが含まれています。

本シリーズに登場したアベンジャーズのメンバーとは、『アイアンマン2』(2010)にてMCU初登場を飾ったドン・チードル演じるローディ/ウォーマシンだ。第1話、キャプテン・アメリカからシールドを託されたアンソニー・マッキー演じるサムは、悩んだ挙げ句、シールドを継承せずに航空宇宙博物館へ寄贈することを決断。その際に行われた記者会見の場に姿を見せていたローディは、サムを散歩に誘い、サノスによる指パッチン後の一変した世界を語り合うのだ。しばらく会話を交わしたのち、ローディはその場を去っている。
脚本を務めるスペルマンは、英NMEのインタビューにて「ローディがまた姿を見せるかは話せないです」と黙秘。ネタバレを防ぐための回答なのだろうが、その一方でスペルマンは、ローディが登場したこのシーンは演出上欠かせなかったものであると明かしている。「脚本家チームは大体が黒人メンバーでしたが、全員がそのシーンを組み込むことを望みました」。この背景には、スペルマンを含めた黒人の脚本家たちが抱く特別な思いがあったようだ。
「ファンの方が反応する場面が幾つかあるのは知っていました。黒人の方々なんかは特にそうで、すぐ分かるような明白なシーンです。私たちは、サムとローディがよく車を止められたり、買い物の時にセキュリティから尾行されたり、こういうことに対処していると想像しました。これまでの(MCUの)映画シリーズでも2人は電話しあっていたかもしれないと考えたんです。これを(チードルとマッキーの)2人が演じたことによって感じられたものは、想像の上をいきましたね。」
本シリーズでは、現実世界の様相を物語に反映した演出がしばしば見られる。第2話では、バッキーに話していただけのサムが警察に止められるシーンが登場するが、これはまさにスペルマンが発言したような場面だ。
「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」におけるローディの再登場は未知数だが、そのヒントは第1話でのサムとの会話にある。去り際、ローディがサムに伝えた「また連絡する」という一言だ。スペルマンの言う通り、普段からサムとローディが連絡を取り合っているのならば、2人が顔を合わせる場面が再び登場しても何ら不思議ではない。さらに欲を言うのであれば、ウォーマシンとしてサムとバッキーと共に戦うローディの姿を期待したいところだ。
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Source: NME