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『ワイルド・スピード』第10作、ドウェイン・ジョンソンが出演を正式に再否定 ─ ヴィン・ディーゼルの懇願には「驚いた」

ドウェイン・ジョンソン&ヴィン・ディーゼル
[左]Photo by Eva Rinaldi https://www.flickr.com/photos/evarinaldiphotography/8557374952/ [右]Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/9349854472/ Remixed by THE RIVER

映画『ワイルド・スピード』シリーズの完結編となる第10作&第11作(タイトル未定)に、ルーク・ホブス役のドウェイン・ジョンソンが出演しない意向を改めて表明した。シリーズの主演・製作を務めるヴィン・ディーゼルとドウェインの間には以前から確執が報じられており、2021年7月にドウェインはシリーズへの復帰を否定。しかし11月には、ヴィンがSNSを通じてドウェインにルーク役の再演を求めていた

両者の確執が公になった発端は、2016年8月、ドウェインが『ワイルド・スピード ICE BREAK』(2017)の撮影中に「こんなに腹の立つシリーズはない」とSNSに投稿、ヴィンを「プロとしての自覚がない」「臆病者」と批判したこと。ヴィンが事態の沈静化を図るなか、ドウェインはヴィンへの敵意を示唆。ドウェインは自身主演のスピンオフ映画『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019)を進行したことから、ローマン役のタイリース・ギブソンとも対立した。

のちにドウェインとヴィン、ドウェインとタイリースはそれぞれ和解したムードもあったが、2021年、ヴィンが『ICE BREAK』を振り返って「ホブスは具現化するのが難しいキャラクター。[中略]時には愛のムチを与えることでやり遂げる必要があった」と語ったことから確執が再び表面化。ドウェインはこのコメントに「大笑いした」と言い、「こんなデタラメに答えても仕方ないよなぁ、とも思うけれども」と述べながら痛烈な皮肉で応じていた。こうした動きを受けて、ヴィンはSNSを通じてドウェインの復帰を希望したのである。

2021年12月29日(米国時間)、ドウェインは米CNNのインタビューにて「ヴィンの投稿には本当に驚いた」とコメントし、「(2021年)6月に、ヴィンとはソーシャルメディアではなく直接連絡を取り、“シリーズには復帰しない”ということを個人的に伝えました」と明かした。ドウェインが公の場で復帰を否定したのは7月下旬のことだから、それ以前にヴィン個人には伝えていたのだろう。6月下旬にはヴィンの「愛のムチ」発言があったが、ふたりが話し合ったのがその前後いずれかはわからない。

「自分の言葉や発言は揺るぎないものだし、心からのものです。僕はいつでも(『ワイルド・スピード』の)キャストに協力したいし、シリーズの成功を応援していますが、自分が戻る余地はありません。ユニバーサル(・ピクチャーズ)にいる僕のパートナーたちにも個人的に話したところ、彼らは非常に協力的だったし、問題を理解してくれました。ヴィンによる最近の投稿は、彼の操作的な部分の一例です。彼の子どもたちのこと、ポール・ウォーカーの死のことを書くのは僕は好きじゃないし、彼らを巻き込まないでほしい。このことについては数ヶ月前に話し合い、明らかな結論が出ているから。」

ドウェインが指摘しているのは、ヴィンが復帰を求める際、SNSに「僕の子どもたちは家の中で君のことをドウェインおじさんと呼んでいる」「数年前、君にこう言ったのを覚えているか。“パブロ(※ポールのニックネーム)に約束したことを成し遂げるんだ”と。これだけは誓う。僕たちはフィナーレで最高の『ワイスピ』を成し遂げ、証明するんだということを」と記したこと。ヴィンの真意はともかく、公になった経緯だけを考えても、ヴィンの発言がドウェインの神経を終始逆撫でしていることは確かだろう。

今回、ドウェインは「僕の目標は一貫して、『ワイルド・スピード』における自分の素晴らしい道のりを、感謝と穏やかさをもって終えることでした。こうした公のやり取りで事態がややこしくなったのは残念」とも述べている(先にも触れた通り、すべてのきっかけはドウェイン自身の投稿だったのだが)。「それでも僕は『ワイスピ』ユニバースや、(作品を)観客に絶えず届けていく能力を信じていますし、以前の共演者やスタッフが次回作で活躍することを心から願っています」。

映画『ワイルド・スピード10(仮題)』は2023年4月7日に米国公開予定。

Source: CNN

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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