『アベンジャーズ』脚本家、ノヴァ役に『トップガン マーヴェリック』グレン・パウエルを熱烈推薦

マーベル・コミックの人気ヒーロー、ノヴァを実写化するなら『トップガン マーヴェリック』(2022)のグレン・パウエルがいい? 映画『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』などの脚本家マイケル・ウォルドロンが、パウエルの起用を熱烈に推薦した。
“ノヴァ”とは、銀河の平和を維持する民兵組織「ノヴァ・コァ」のメンバーを指す名称。地球人としてノヴァになったキャラクターにはリチャード・ライダーとサム・アレキサンダーがいるが、現時点でマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)には登場していない。

『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』を執筆したウォルドロンは、これまでに『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022)のほか、ドラマ「ロキ」(2021-2023)でも脚本を担当。『ソー:ラブ&サンダー』(2022)『ファンタスティック・フォー/ファースト・ステップ』(2025)の脚本にも関与しているMCUのキーパーソンだ。
パウエルの主演ドラマ「チャド・パワーズ 人生コンバート大作戦」(ディズニープラス)も手がけているウォルドロン。米The Playlistにて「マーベル作品にパウエルを登場させるなら?」という質問に、迷うことなくノヴァの名前を挙げ、「彼は素晴らしいノヴァになってくれるはず」と答えた。
現在、パウエルは『ツイスターズ』(2024)や『恋するプリテンダー』(2023)などヒット作を連発しており、エドガー・ライト監督と初タッグを組んだ『ランニング・マン』も待機中(日本公開日は2026年1月30日)。以前(2024年8月)には、まだマーベルやDCなどスーパーヒーロー映画のオファーは来ていないと語っていたが、その後の状況やいかに。
MCUにおいてノヴァの登場は長らく示唆されており、2024年12月には単独ドラマの製作が本格始動。「クリミナル・マインド」のエドワード・アレン・バーネロがショーランナーに就任したが、2025年2月にはスタジオの方針により企画が凍結された。マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長も注目しており、2027年〜2028年ごろにリリースしたいと意向を語ったこともあったが、現時点で登場の目処は立っていない。
ちなみに、マーベル&DC映画のファンを公言しているパウエルは、『デッドプール&ウルヴァリン』(2024)について「最高に楽しかった」と述べ、ジェームズ・ガン&ピーター・サフラン率いる新DCユニバースにも「素晴らしいものになると思う。応援しています」とコメント。今後、初のスーパーヒーロー作品が何になるのかにも注目だ。
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