実写版映画『グランツーリスモ』撮影スタート ─ ゲーマーがプロのレースドライバーになった実話を描く

人気カー・ゲームシリーズ『グランツーリスモ』実写版映画の撮影がスタートした。日本のソニー・ピクチャーズ公式Twitterが、並んだレーシングカーを背景にしたカチンコの画像を投稿し、「映画『グランツーリスモ』(原題)の撮影がスタート」と報告している。
📽映画『グランツーリスモ』(原題)の撮影がスタート🎬
🎮ゲーム『#グランツーリスモ』のプレイヤーが、プロのレーシングドライバーになった実話を基に描く── pic.twitter.com/9jcET544Uh
— ソニー・ピクチャーズ映画 公式 (@SonyPicsEiga) November 15, 2022
実話に基づく本作は、10代のグランツーリスモ・プレイヤーが、そのゲームの腕前で日産主催の大会で優勝し、プロのレーシングカー・ドライバーになるという夢を叶える物語。
ゲーマーからプロドライバーへと転向する主人公を演じるのは、映画『ミッドサマー』(2019)や『ヴォイジャー』(2021)をはじめ、Apple TV+のオリジナルシリーズ「See 〜暗闇の世界〜」(2019-)にも出演している気鋭俳優アーチー・マデクウィ。主人公に運転を指導する元レーサー役には、Netflixのドラマシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(2016-)をはじめ、『ヘルボーイ』(2019)『ブラック・ウィドウ』(2021)などでおなじみのデヴィッド・ハーバーが決定済み。また、『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』シリーズのレゴラス役などで知られるオーランド・ブルームの参加も発表されたが、現時点で演じる役柄は不明だ。
PlayStation Productions filmおよびソニー・ピクチャーズのもとで進行中の本作にて監督を務めるのは、『第9地区』(2009)をはじめ、『エリジウム』(2013)『チャッピー』(2015)などを手がけたニール・ブロムカンプ。『アメリカン・スナイパー』(2014)のジェイソン・ホールと『ドリームプラン』(2021)のザック・ベイリンが脚本を担当し、プロデューサーにはホールのほか、『グランツーリスモ』シリーズのゲームクリエイターである山内一典らが名を連ねている。
『グランツーリスモ』実写版映画は、2023年8月11日に米国公開予定。
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Source:@ソニー・ピクチャーズ