映画『グリーン・ランタン・コァ』企画生きていた ─ ジェフ・ジョンズが脚本を2019年内に完成へ

2017年に企画の存在が伝えられて以来、長らく続報が途絶えていた映画『グリーン・ランタン・コァ(原題:Green Lantern Corps)』の準備が今なお進行中であることが判明した。米Varietyが伝えている。
DCコミックスの『グリーン・ランタン・コァ』映画化の噂はかねてより囁かれており、2017年夏には『ワイルド・スピード』シリーズのタイリース・ギブソンがジョン・スチュワート役で米ワーナーと話し合いを進めていたことも分かっている。その後DC映画ユニバースは、2017年秋公開の『ジャスティス・リーグ』の成績が計画通りに振るわなかったことで製作陣営を再編。『グリーン・ランタン・コァ』企画も見直しがなされ、将来が不透明になっていた。
時は流れ2018年6月、DCエンターテインメントの会長およびチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めていた、コミックライター兼プロデューサーのジェフ・ジョンズ氏が幹部職を退任。自身の新会社を設立し、『グリーン・ランタン・コァ』を含む作品の脚本・製作を担うことになっていた。
それから暫くあって、2019年11月。VarietyがDC映画の一連の近況を明らかにした記事の中には、『グリーン・ランタン・コァ』への言及もあったのだ。伝えられる所によると、本企画は現在も優先事項のまま存続中。作業は着々と進んでおり、ジェフ・ジョンズが2019年内までに脚本を完成させる運びだという。
新風もある。スタジオとのファースト・ルック契約を結んでいたJ・J・エイブラムス率いるBad Robotの元にも本企画が持ち込まれ、関心があればプロデュースに加わる可能性があるというのだ。
なおグリーン・ランタンは、米ワーナー・メディアの映像配信サービス「HBO Max」にてテレビドラマ化の企画も始動している。このドラマでプロデューサーを務めるのは「アローバース」や、「タイタンズ」(2018-)といったDCドラマで知られ、ジェフ・ジョンズとも製作パートナーにあるグレッグ・バーランティで、グレッグが映画『グリーン・ランタン・コァ』に関与する見立てもある。
グリーン・ランタンは、ライアン・レイノルズ主演で描かれた2011年の同名映画の評判が振るわなかった過去がある。本企画が実現すれば、およそ10年ぶりとなるファン待望の新作となるだろう。
▼ DCの記事
『ザ・バットマン』黒人ゴードンへの差別的批判、「きわめて愚か」とジェフリー・ライト ─ 「リアルに描くなら現代を反映」 続編にも出演します 『ダークナイト』大阪と新宿でIMAXレーザー1週限定上映決定 ─ 109シネマズプレミアム新宿オールナイト上映も 「バットマンの日」記念 『スーパーマン』続編、2027年7月米公開決定 ─ タイトルは『マン・オブ・トゥモロー』、レックス・ルーサーが逆襲か 2027年の夏もスーパーマン! 『スーサイド・スクワッド』アマンダ・ウォラーのドラマは企画存続、ジェームズ・ガンが認める まだまだ準備中 クリス・プラットがバットマン役の可能性、「ない」とジェームズ・ガン ─ 「他の役ならイエス」 「それならワンダーウーマンは?」
Source:Variety