『ゴジラ vs キングコング』新キャスト情報 ― 『スパイダーマン:スパイダーバース』出演の気鋭が参戦

ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』シリーズと『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)がクロスオーバーする、米ワーナー・ブラザース製作「モンスターバース」の集大成となる映画『ゴジラ vs キングコング(邦題未定、原題:Godzilla vs Kong)』の新たな出演者情報が到着した。
米Varietyによると、このたび新たに出演が決定したのは、アニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』(2019)に出演する黒人俳優ブライアン・タイリー・ヘンリー。ドナルド・グローバーが主演・脚本・監督を務めるドラマシリーズ「アトランタ」(2016-)のペーパー・ボーイ役でブレイクした、現在のハリウッドで最も注目を集める俳優の一人である。

ブライアンは『スパイダーマン:スパイダーバース』以外にも、『それでも夜は明ける』(2013)のスティーブ・マックイーン監督による最新作『妻たちの落とし前』(2019年4月公開)、『ムーンライト』(2016)のバリー・ジェンキンス監督が手がける『If Beale Street Could Talk(原題)』(2018)、エイミー・アダムスやジュリアン・ムーア、ゲイリー・オールドマンと共演する『The Woman in the Window(原題)』(2019)、そしてリブート版『チャイルド・プレイ(邦題未定、原題:Child’s Play)』など出演作品を多数控えている。これらに加えて『ゴジラ vs キングコング』とくれば、日本の映画ファンでもチェックしておかないわけにはいかないだろう。
2018年10月現在、『ゴジラ vs キングコング』の詳しいストーリーは不明。したがってブライアンが演じる役柄もわかっていないが、Varietyによれば「重要な役柄」で登場するという。
なお米Deadlineによると、本作には『GODZILLA ゴジラ』(2014)の続編である『Godzilla: King of the Monsters(原題)』に続いての登場となるミリー・ボビー・ブラウン、以前から出演交渉中と伝えられていた『デッドプール2』(2018)のジュリアン・デニソン、『ブラックパンサー』(2018)のダナイ・グリラが出演するとのことだ。なお、『Godzilla: King of the Monsters』からは中国人女優チャン・ツィイーも続投するとみられている。
映画『ゴジラ vs キングコング(邦題未定、原題:Godzilla vs Kong)』は2020年5月22日に米国公開予定。監督は『サプライズ』(2011)や『ザ・ゲスト』(2014)、『デスノート/Death Note』(2017)のアダム・ウィンガードが務める。
Sources: Variety, Deadline
©Warner Bros. 写真:ゼータ イメージ