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【ネタバレ】「ホークアイ」第4話で驚きの展開、監督が裏側語る

ホークアイ
(C)2021 Marvel

この記事には、ドラマ「ホークアイ」第4話『私たち相棒でしょ?』のネタバレが含まれています。

ホークアイ
(C)2021 Marvel

黒いマスクの謎の人物

クリント・バートンは、失っていたロレックスの腕時計を取り戻すために、住所を入手した建物への潜入を図る。無鉄砲なケイト・ビショップがクリントを出し抜いて潜入するが、その部屋はマヤ・ロペスの部屋だった。ケイトとマヤが格闘するのと同時に、向かいの建物から見張りをしていたクリントも何者かの襲撃に遭っていた。

ケイトはワイヤーを伝って何とかクリントの元に合流、すぐにマヤも追ってくる。クリントと格闘していた謎の人物はマヤにも攻撃を仕掛けており、2人が同盟関係にあるのかは分からない。

謎の人物は格闘術で圧倒し、ケイトをビルから投げ飛ばす。クリントには、ナターシャを失った瞬間のトラウマが蘇ったはずだ。ワイヤーに繋がれて無事だったケイトをクリントは「逃げろ」と地上に降ろすが、ケイトは自ら屋上に帰還。トリックアローを放つと、マヤは逃走する。一方、クリントは謎の人物のマスクを剥ぎ取る。その正体は、ナターシャ・ロマノフの妹分であるエレーナだった……。

ブラック・ウィドウ
(c)Marvel Studios 2021

『ブラック・ウィドウ』エレーナ、ついに再登場

映画『ブラック・ウィドウ』(2021)でフローレンス・ピューが演じたエレーナがカムバック。『ブラック・ウィドウ』のポスト・クレジット・シーンでエレーナは、姉の命が奪われたのはクリントのせいだと吹き込まれていた。そのためエレーナは、おそらく姉の復讐のために現れたものと見られる。

ここでクリントは、ケイトに「あれは誰?」と聞かれて「知らない方がいい」「誰かが暗殺者ブラック・ウィドウを雇ったようだ」と答えていることから、エレーナの存在は知っていたようだ。エレーナの背後には、「ヴァル」と呼ばれる、まだ謎多き人物がいるはず。クリントは、エレーナが出現したことによって、「この脅威は直ちに本物になった」と、ただならぬ様子を見せてもいる。彼は一体何をどこまで知っているのか?ローニン時代に何か接点があったのだろうか?これ以上はいよいよケイトにも本格的な危機が及ぶと察したクリントは、彼女に「家に帰れ、もう終わりだ」と強い口調で伝える。

「ホークアイ」のこのエピソードで監督を務めたバート&バーティのコンビは米Varietyで、エレーナ再登場の裏側を語っている。バートは、「『ホークアイ』では、大部分がキャラクターの視点から見た世界として描かれます。エピソード4の最後は、ケイト・ビショップの目線で彼女(エレーナ)を見ることになりますので、彼女が誰なのか、ストーリーにどう絡んでくるのかがわかっていません」と説明。「でも、そこには繋がりもあって、この新キャラクターの存在を見て感じることができるはずです。観客がどう感じるかと、ケイトがどう感じるかのバランスが取れていて、だからあのエンディングは特別なんです」と語っている。

確かに「ホークアイ」視聴者の中には、『ブラック・ウィドウ』を観ていない者も多くいるはずで、エレーナの登場に「誰?」と戸惑ったこともあるだろう。その視点は、そっくりそのままケイトの目線を通じて描くということで、製作陣はエレーナの再登場を合理的に取り入れられたのだ。

エレーナの襲撃は、彼女に矢を放とうとしたケイトがアイコンタクトを受けて躊躇い、そのまま逃すという結末を迎えた。演じたフローレンス・ピューとヘイリー・スタインフェルドについて、バーティは現場で「すぐに自然なケミストリーが生まれていた」とコメント。2人とも1996年生まれという共通点もある。若く、新たな女性ヒーロー同士の共演は今後も見られるだろうか?

実は、本作の日本語吹替声優情報に重大なヒントがあった。エレーナ役の声優として、映画版から田村睦心が続投することがディズニーより公式発表されているのだ。第4話でエレーナはセリフを発しなかったため、第5話か第6話で必ず再登場するはずだ。

エレーナ役を再演のフローレンス・ピューも、Instagramでカムバックを祝福。「彼女がここに」と、登場シーンの画像を投稿した。ストーリー投稿には、ヘイリー・スタイフェルドについて「究極の親友」と書いている。

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なお「ホークアイ」は、2021年12月15日配信予定の第5話で「Twitterでちょっとした騒ぎになる」ようなサプライズが期待されている。

ドラマ「ホークアイ」は、Dinsey+(ディズニープラス )で独占配信中。

Source:Variety

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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