ドラマ「ホークアイ」に『ブラック・ウィドウ』からナターシャの妹分エレーナが登場 ─ 新キャストも続々
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマシリーズ「ホークアイ(原題:Hawkeye)」に期待高まる新情報だ。
米Varietyが伝えたところによると、映画『ブラック・ウィドウ』に登場するナターシャの“妹分”エレーナ・ベロワが、ドラマ「ホークアイ」にも登場するという。映画版で同役を演じる『ミッドサマー』(2019)フローレンス・ピューが続投する。
ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフは『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)で劇的な展開を迎えたが、『ブラック・ウィドウ』は『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)直後、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)以前の出来事を描く。『アベンジャーズ』(2012)で触れられた“ブダペストの出来事”についても明かされるという。
ここで登場するエレーナは、コミックでは“2代目ブラック・ウィドウ”になる存在。『ブラック・ウィドウ』で、何らかの世代交代のような描かれ方がされてもおかしくはない。
そして、ドラマ「ホークアイ」の設定は『アベンジャーズ/エンドゲーム』後。スーパーパワーを持たない主人公であるホークアイ/クリント・バートンが、同じく弓矢を操る新ヒーロー、ケイト・ビショップに、“スーパーパワーを持たない者がいかにしてスーパーヒーローになるのか”を伝える物語だ。『アベンジャーズ/エンドゲーム』で描かれた闇の側面、ローニンとしての顔も掘り下げられるという。そこに、ナターシャの妹分エレーナが登場するということは、一体何を意味しているのだろうか……?
なお「ホークアイ」からはこの度、フローレンス・ピューほか新キャスト情報も伝えられている。『マイレージ、マイライフ』(2009)や『死霊館』シリーズのロレイン役で知られるヴェラ・ファーミガが、ケイト・ビショップの母エレノア・ビショップを演じる。ケイト役には、『バンブルビー』(2018)ヘイリー・スタインフェルドの配役が明らかになったばかりだ。
また、『レ・ミゼラブル』(2012)フラ・フィーが、カジミエシュ・カジミエシュザク(縮めてカジ)と呼ばれるピエロのヴィランを演じる。「ベター・コール・ソウル」(2015-)トニー・ダルトンは、ソーズマン/ジャック・デュケイン役だ。新人アラクア・コックスは、相手の動きを完全にコピーすることができるエコー/マヤ・ロペス役でデビュー。その父親と見られるウィリアム・ロペスを、『ドクター・スリープ』(2019)ザン・マクラーノンが演じる。
ドラマ「ホークアイ(原題:Hawkeye)」は、ディズニーの映像配信サービス「Disney+」にて2021年秋に米国配信予定。脚本・製作総指揮は「マッドメン」(2007-2015)のジョナサン・イグラが担当する。
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Source:Variety