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MCUが『アベンジャーズ/エンドゲーム』の成功を再び掴むには? ─ 『マーベルズ』カマラ役、「大きければ良いわけでもない」

アベンジャーズ/エンドゲーム
『アベンジャーズ/エンドゲーム』ディズニープラスで配信中 © 2023 Marvel

ここ最近、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)を不況が襲っている。『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)以降、10億ドルを超える大ヒットを生み出したのは3人のスパイダーマンが夢の競演を果たした『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)のみ。直近では映画『マーベルズ』がMCUワーストのオープニング興収を記録するなど、冷え込みのスピードは容赦ないほど急激に進んでいる。

その一方、MCUでは再び『アベンジャーズ』映画2部作が予定されており、『エンドゲーム』以来の盛り上がりも期待されているところ。MCUは再び映画界の王者として返り咲くことができるのだろうか。米The Directでは、『マーベルズ』に出演したカマラ・カーン/ミズ・マーベル役のイマン・ヴェラーニがこの疑問に対する意見を求められ、自身の考えを明かしている。

「どうでしょう。ただ大きければ良いということでもない気がします。それで何が残るの?っていう話ですよね。私としては、観客の皆さんにキャラクターを気にかけてもらえるようにすることが大切なんじゃないかって思います。MCUの前のフェーズでは、素晴らしいキャラクターたちをたくさん生み出してくれました。彼ら全員をもう一度、チームアップさせた形で見られたら良いですよね。“わぁ、カマラとレッド・ガーディアンが一緒にいる”的な感じで、皆さんにも応援したい新しいキャラクターたちのペアがあると思うんです。そういうのって必ず何かに報われるはず。例えば次のアベンジャーズになる、みたいに。」

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『エンドゲーム』をもっていち時代に区切りをつけたMCUは「ワンダヴィジョン」(2021)に始まるフェーズ4より新旧ヒーローの世代交代を意識した物語展開を行なってきた。これに伴い、ファンには馴染みのないヒーローも続々と登場。一方、劇場映画とディズニープラス配信ドラマの相互展開はファンにシリーズを“追う”ことのハードルを与えた。ディズニーCEOのボブ・アイガーもコンテンツの供給過多という課題を認識しており、製作頻度を落とす意向を明かしていた

ヴェラーニが語るように、今後のMCUではヒーロー同士のチームアップが欠かせない。一部報道では、ロバート・ダウニー・Jr.やクリス・エヴァンス、スカーレット・ヨハンソンといった『アベンジャーズ』オリジナルメンバーを復活させる案がマーベル・スタジオ内で検討されたと伝えられたが、ケヴィン・ファイギ社長は「そんな話はない」と否定している。それなら尚更、新ヒーローたちには今まで以上の活躍が求められるだろう。

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Source:The Direct

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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