『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』ロケット&グルートも新たな活躍!意外なタッグ判明、バッキーの新展開も

マーベル・シネマティック・ユニバースの集大成、映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は、おなじみ『アベンジャーズ』シリーズと『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのクロスオーバーが大きな見どころだ。
予告編では姿をちらりとしか見せていないガーディアンズのメンバーだが、TVスポットを見るかぎり、どうやらソーとロケット・ラクーン&グルートの組み合わせがポイントらしい。
米Entertainment Weekly誌では、ロケットと意外なキャラクターのやり取りが判明。さらにグルートの声を担当するヴィン・ディーゼルは、Facebookにて自身の役どころについて語ってくれた。
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ロケット&バッキー、ワカンダで対面
米Entertainment Weekly誌の特集記事によれば、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の予告編で印象的に登場するワカンダの乱戦シーンにロケット・ラクーンも参加するという。ソーも合流しているということで、グルートも一緒に行動しているのか……?
本作におけるワカンダの詳細は重要情報を含むため別記事に譲るが、ポイントは「アウトライダーズ」と呼ばれる“人造エイリアン”の大群がこの場所に襲来することだ。迎え撃つヒーローたちの中には、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)で冷凍睡眠に入り、『ブラックパンサー』(2018)のポストクレジットシーンで姿を見せたバッキー・バーンズも含まれている。
予告編やTVスポットではヴィブラニウム製の義手で銃を手にする様子が確認できたが、どうやら本編では、驚くべき強さでアウトライダーズを一掃するシーンがあるそうだ。そして、その様子をロケットが見ているのだとか。
同誌によれば、バッキーの強さを見たロケットが「その銃いくらなの?(How much for the gun?)」と尋ね、「売り物じゃない(It’s not for sale.)」と返されたあと、「オッケー、じゃあその腕は? 腕はいくら?(Okay, how much for the arm? The arm?)」と応じるシーンがあるという。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』を手がけたジェームズ・ガン監督がキャラクターの監修を務めたというだけあって、本作のロケットも変わらぬ“ロケットらしさ”を十分に味わうことができそうだ。そして、撮影現場で計画されていたというヒーロー同士のやり取りからも、この映画がシリアスなストーリーの中にユーモアをきちんと織り交ぜたテイストであることがうかがえるだろう。
ちなみに『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では、『ブラックパンサー』で呼ばれていたように、バッキーには「ホワイトウルフ」という新コードネームが与えられているという。もはやウィンター・ソルジャーではないとみられるが、どんな役割を務めることになるのだろうか? なお「ホワイトウルフ」という名称や『ブラックパンサー』のポストクレジットシーンについては、こちらの記事もあわせてご覧いただきたい。
グルートは「進化」、ヴィン・ディーゼル&監督が示唆
もちろん『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で活躍するのはロケットだけではない。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)のベビー・グルートから成長を遂げたティーンのグルートは、今回の物語でどんな展開を見せてくれるのか……。声優を務めるヴィン・ディーゼルが、自身のFacebookにてジョー・ルッソ監督との映像を投稿している。
ディズニーのスタジオでグルートの収録作業にあたっているというヴィンは、そのプロセスについて「魔法をかけてますよ。すっごくエキサイティング。夢中になってもらえると思うな」とコメント。ほかの誰も知らないというグルートについての脚本を手渡され、彼の「進化」を演じるのを楽しんでいるようだ。しかし、さすがはマーベル・スタジオ、グルートのストーリーがどうなるのかは今まで誰にも明かしていなかったということか?
ジョー・ルッソ監督は、本作のグルートについて「(以前とは)違ったふうに年を重ねています。いろんな年齢幅を見られるのが、彼の魅力的なところですよね。この映画では新たな年齢になってますよ」と説明。ディーゼルも「新しいグルートが見られると思う。思春期がどんな感じなのか、みんな知ってますしね」と述べてから、「映画を観てもらえば、僕らの言ってることがわかりますよ」と締めくくった。
映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年4月27日より全国ロードショー。
Sources: EW(1, 2), Vin Diesel, Comicbook.com
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