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『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』トニー・スタークの物語はどう変わる?ペッパーとの関係、豪華ヒーローとの共演、新スーツ

マーベル
※画像はイメージです。

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は、2008年『アイアンマン』に始まったマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の集大成だ。10年以上にわたってその最前線を走ってきたのが、トニー・スターク/アイアンマンを演じるロバート・ダウニー・Jr.である。

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)でスティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカと対立したトニーは、本作でヒーローたちとの新しい出会いを経て、最強の敵・サノスとの対決に挑むことになる。また本作では『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)に続き、『アイアンマン』シリーズのヒロインであるペッパー・ポッツも再登場。トニーの物語は、ここからどんな変化を見せていくのだろうか?

注意

この記事では、映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の内容に言及しています。

ペッパー・ポッツとの「再会」

グウィネス・パルトロウ扮するペッパー・ポッツが『スパイダーマン:ホームカミング』でスクリーンに登場したのは、『アイアンマン3』(2013)以来4年ぶり。このことは、アイアンマンというヒーローではなく、トニー・スタークという人間のストーリーが再び動き出したことを意味しているといっていいだろう。なにせ『シビル・ウォー』の大部分で、彼はトニーという人物個人よりも、ヒーローなるものやその政治的立場など、社会的側面を担う振る舞いをつづけていたからである。

しかしながら4年もの間、トニーとペッパーはどんな関係にあったのだろう。米Entertainment Weekly誌では、ロバート・ダウニー・Jr.本人がインタビューに答えている。

「トニーの登場した物語を、ペッパーが辛うじて経験していくのはつらかったと思いますよ。だから“一休みしよう。僕が悪かった”ってことになった(笑)。今、彼とペッパーはお互いのものになっている。そこで僕たちは、二人が穏やかなところで一緒に暮らすのはどうかと言ってたんですが、そこで気づきましたね。“彼らがどこかへ行くと、絶対に悪いヤツらが現れる。長続きするなんて誰も信じないぞ”って。」

こう述べつつ、ロバートは「ペッパーが今でもアイアンマンのストーリーの中心」だと言い切る。彼女の再登場については、「(『アイアンマン』シリーズの)リアリティに戻ってみたかったんです。そして、すべてを賭けて戦う価値がある、そういうものを(物語に)加えたかった」というのだ。

アイアンマン3
『アイアンマン3』(2013)(c)2013 Marvel

ヒーローたちの共演、そして新スーツ

シリーズのヒロインと再会する一方で、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では新たなヒーローとの対面を果たすことになる。予告編でも確認できるように、ドクター・ストレンジウォンが登場。さらに『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)以来となる、ブルース・バナー/ハルクとの科学者コンビも甦るのだ。

「(ベネディクト・)カンバーバッチがやってきて、炎の輪を描いたら、別の映画へ入り込める。とにかく楽しい、大好きですよ。それから、科学者ブラザーズ(編注:ブルース・バナーとのコンビ)もちょっとだけ残しておきたかった。(マーク・)ラファロは(『マイティ・ソー バトルロイヤル』で)バナー/ハルクとしての冒険をしてるわけですけど。
ストレンジ役のベネディクトと知り合って、仕事して、遊んでるのは超・超・超楽しかったですね。それからベネディクト・ウォンも。とにかく最高でした。」

また今回も見逃せないのは、トニーが活躍をサポートしてきたピーター・パーカー/スパイダーマンの存在だ。本作でも前回同様の師弟関係を見せてくれそうだが、ロバートは少しだけ気になるコメントも残している……。

「マーベルは気が利いてますよね。“よし、パーカーとスタークはいいぞ”ってことで、(本作でも)二人をできるかぎり近づけようとしています。ただ、自分の監督下でエンジンを全開にしてるヤツがいる時には、彼らを厳しい状況に導く責任もある。それが実り多い結果を生みますから。」

ちなみにロバートは、トニー・スターク自身の“現在地”については言葉少なにこう述べている。

「僕自身と比べてみましょうか。もし僕が、次の10年でトニーを演じるつもりがないとしたら、その代わりに何をするかの計画なしにはいられないでしょう。トニーもボンヤリしているわけではなく、(未来について)考えてますよ。」

『シビル・ウォー』を経たトニーについて、ロバートは「今や、彼の目標は小さいと思います」と述べている。その真意を読み解くヒントとして、彼は『アイアンマン3』(2013)を引き合いに出して「トニーが修理屋だという発想が大好きなんですよ」と語っているが……。
ちなみにEntertainment Weekly誌では、トニーが「ブリーディングエッジアーマー」と呼ばれる新スーツに身を包んだビジュアルが初公開されている。胸部にリアクターを搭載、さらにロケットエンジンで宇宙にも進出できるというが、本編ではどんな活躍を見せてくれるだろうか。

ロバート・ダウニー・Jr.、9作目のトニー・スターク

ロバート・ダウニー・Jr
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/14800476884

2008年『アイアンマン』からマーベル・シネマティック・ユニバースのリーダー役を務めてきたロバート・ダウニー・Jr.は、かつてメソッド演技を重用する演技巧者として、『チャーリー』(1992)などで高い評価を受けながらも、薬物依存によって一時はハリウッドの第一線を退いていたキャリアの持ち主だ。彼にとって『アイアンマン』は完全復活の契機となった作品であり、同年には『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』で強烈なコメディ演技を見せて映画賞に多数ノミネートされている。その後、ガイ・リッチー監督とタッグを組んだ『シャーロック・ホームズ』シリーズも高い人気を獲得した。

マーベル・スタジオとロバートの出演契約は2019年『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』をもって終了するとみられているが、すでに一度契約を更新した前例があるため、トニー・スターク役の今後はわからない。
2018年3月現在、ロバートは『ザ・ヴォヤージュ・オブ・ドクター・ドリトル(原題:The Voyage of Doctor Dolittle)』の製作に参加しているほか、『シャーロック・ホームズ』シリーズの第3作を進めていることも明らかにするなど、その活動ペースは今後もとどまるところを知らなさそうだ。

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年4月27日より全国ロードショー

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』ウェブサイト:http://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-iw.html

[お詫び]
記事初出時、本文に一部誤植がございました。現在は正しい表記に改めております。

Source: EW

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条として、海外の映画・ドラマを中心に執筆しています。日本国内の映画やアニメーションも大好きです。国内舞台作品の執筆・創作にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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