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『ワンダーウーマン 1984』監督、『スパイダーマン』映画版も撮ってみたい

Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/29888573258/ | Mike Navolta https://www.pexels.com/photo/comic-spiderman-614363/ | Remixed by THE RIVER

DC映画『ワンダーウーマン』(2017)『ワンダーウーマン 1984』(2020)のパティ・ジェンキンス監督が、マーベル屈指の人気ヒーロー・スパイダーマンの映画版に興味を持っているようだ。めでたく『ワンダーウーマン 1984』が米国公開を迎えた今、監督は「もしも別のヒーロー映画を撮るとしたら?」との質問にこう応じている。

たぶん、スーパーマンかスパイダーマン、ブラック・ウィドウ。どのキャラクターにも可能性は十分あります。」

もとよりジェンキンス監督は、前作『ワンダーウーマン』が公開された2017年当時から「私はスーパーマンが大好き」と述べ、スーパーマンの映画化に意欲を見せてきた。リチャード・ドナー監督『スーパーマン』(1978)を敬愛し、『ワンダーウーマン 1984』が同作の直接的な影響を受けていることも認めているのだ。

そんなジェンキンスが、マーベルのヒーローの中で名を挙げたのがスパイダーマンとブラック・ウィドウだった。マーベル・シネマティック・ユニバース版『スパイダーマン』第3作(タイトル未定)が製作されており、こちらはシリーズを手がけてきたジョン・ワッツが監督を担当しているが、ソニー製作の『スパイダーウーマン(仮題)』には『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』のオリヴィア・ワイルド監督が就任しており、将来的な可能性は考えられる。公開延期中の『ブラック・ウィドウ』はケイト・ショートランド監督作だが、もし続編があるとすれば……。

『ワンダーウーマン』2作を経て、ジェンキンス監督は『スター・ウォーズ』の新作映画『ローグ・スコードロン(原題:Rogue Squadron)』2023年クリスマスの公開に向けて準備するほか、ガル・ガドットと再びタッグを組む『クレオパトラ(原題:Cleopatra)』も控えている。どちらも予想外の展開とあって、将来的には、思わぬヒーローとともにコミック映画にカムバックすることもありそうだ。スーパーマン、スパイダーマン、ブラック・ウィドウのうち、ジェンキンス監督の作風がハマりそうなのは誰?

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Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。