THE RIVER編集部『ナイブズ・アウト』ライアン・ジョンソン監督、日本に特別メッセージ ─ ダニエル・クレイグの名探偵は「コナン、金田一に仲間入りできるかな」
『007』ダニエル・クレイグ、『アベンジャーズ』クリス・エヴァンスら豪華キャストによる、現代ミステリー映画の新たな金字塔『ナイブズ・アウト／名探偵と刃の館の秘密』が2020年1月31日（金）に公開される。
本作で脚本・監督を務め、第92回アカデミー賞の脚本賞にノミネートされたのは、『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』（2017）のライアン・ジョンソン。待望の日本公開に先がけて、監督から日本の観客へのメッセージ映像が到着した。
ライアン・ジョンソン監督から日本の観客に宛てたへ向けたメッセージ映像では、クリス・エヴァンスの劇中でのセーター姿が話題を呼んでいることにちなんで、監督もセーター姿で登場。「日本の皆さん、こんにちは。監督のライアン・ジョンソンです」と挨拶し、「ついに日本で公開ですね、僕も ワクワクしています」と待望の日本公開を喜んだ。
ミステリの女王、アガサ・クリスティーへの敬意を込めて製作された本作について、監督は「楽しいミステリーでキャストも最高。ダニエル・クレイグ 、J・L・カーティス、クリス・エヴァンス、クリストファー・プラマー……素晴らしい俳優がたくさん登場します」と、実力確かな俳優陣によるアンサンブルに自信を示した。
ジェームズ・ボンド役でおなじみのダニエル・クレイグは、本作でイメージを一新する紳士探偵ブノワ・ブラン役に挑戦。その魅力について、ジョンソンは「日本にも名探偵がいるのは知ってます。名探偵コナンに、名探偵・金田一。ブノワも仲間入りできるかな、面白い探偵ですよ」と話した。
ちなみに日本でも話題となったセーターについても、「クリス（・エヴァンス）の着こなしはバツグン。僕も今回は着てみたんですが、クリスほど上手く着こなせなくて。どうだろう…努力は認めて」とおどける。「『ナイブズ・アウト』を楽しんでいただけるとうれしいです。ぜひ劇場で観てくださいね」。
『ナイブズ・アウト／名探偵と刃の館の秘密』
NYの豪邸にて、世界的ミステリー作家ハーラン・スロンビー（クリストファー・プラマー）が、85歳を迎えた誕生日パーティーの翌朝に遺体で発見される。名探偵ブノワ・ブラン（ダニエル・クレイグ）は、匿名の人物から調査依頼を受けた豪邸に到着するや、ハーランの死は自殺ではなく他殺だと判断。容疑者はパーティーに参加していた資産家の家族や看護師、家政婦ら屋敷にいた全員だった。ブランは家族のもつれた謎を解き明かし、事件の真相に迫っていく……。
本作には脚本に惚れ込んだダニエル・クレイグやクリス・エヴァンスを筆頭に、クリストファー・プラマー、アナ・デ・アルマス、ジェイミー・リー・カーティス、トニ・コレット、ドン・ジョンソン、マイケル・シャノンら豪華キャストが結集した。米国メディアで絶賛を浴び、米Rotten Tomatoesでは97％フレッシュを獲得（1月10日現在）。『スター・ウォーズ』マーク・ハミル、『ベイビー・ドライバー』エドガー・ライト、『スパイダーマン：スパイダーバース』フィル・ロードら一流映画人たちにも愛され、第77回ゴールデングローブ賞では作品賞（ミュージカル・コメディ部門）・主演男優賞（ダニエル・クレイグ）・主演女優賞（アナ・デ・アルマス）の3部門にノミネート。第92回アカデミー賞では脚本賞にノミネートされている。
映画『ナイブズ・アウト／名探偵と刃の館の秘密』は、 2020年1月31日（金）TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開。
