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スティーヴン・ラング、もうマーベル映画出演の話題には「黙ることにした」 ─ 『デッドプール2』ケーブル役争奪戦を経て

Stephen Lang スティーブン・ラング
Photo by Gage Skidmore https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Stephen_Lang_(5977208427).jpg

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)初のヴィラン映画『サンダーボルツ(原題:Thunderbolts)』に、故ウィリアム・ハートが演じたロス将軍の後任候補としてハリソン・フォードが浮上しているとの噂に、スティーヴン・ラングが反応している。実はラングは、一時マーベル映画への出演の意欲を見せていたことがある。米Comicbook.comのインタビューで、ロス将軍はフォード以外で相応しいかという話題になった際、「そういう話題には沈黙することを学びました」と話した。

「ご存じのように、数年前に僕が“もちろん、ケーブルを演じたい”とツイートしたら、突然、“ラングが役を狙って売り込んでいる”とか騒がれるようになりましたからね。」

ラングが言及した“ケーブル”とは、『デッドプール2』(2018)で実写版デビューを飾ったキャラクターのこと。同作にケーブルが登場することが明らかになった当時、ドルフ・ラングレンやロン・パールマンら人気スターが次々と立候補する展開になった。彼らに続き、ラングもムキムキの二の腕を披露した画像に、「ケーブルとは永遠に結ばれている」と熱いコメントを付け加えてツイートし、役への意欲を見せていた。

ところが、今回のラングの発言から察するところ、上述のツイートは深く考えずに“ノリ”で投稿したにすぎたなかったのに、思いがけずSNSやネットで大きな話題になってしまったようだ。実際、ケーブル役を熱望していたはずのラング自身も、後になって「オーディションは受けませんでしたし、本当のことを言うと僕はケーブルなんて全然知らないんですよ」と告白していた

軽い気持ちで投稿したツイートが瞬く間に拡散し、騒ぎになってしまうと身をもって体験したラングは、フォードのキャスティングについても口をつぐんだ方が賢いと判断したのではないだろうか。「僕が言えるのは、ハリソン・フォードはメチャクチャ素晴らしい俳優だということだけです。あの役には1人か2人を除いて、これ以上の人材はいないと思います。だけど、その点については何も言うことはありません。(結果を知るためには)スタン・リーのゴーストから電話を待ちましょう。そうとしか言えません」と言及するに留めた。

なおラングは、『アバター』(2009)で演じた冷酷なマイルズ・クオリッチ大佐役で、2022年12月16日に日米同時公開される『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』に続投する。

Source:Comicbook.com

Writer

アバター画像
Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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