MCUドラマ「ロキ」「ワンダヴィジョン」製作中断へ ─ 新型コロナウイルスの影響つづく

米ウォルト・ディズニー・カンパニー/マーベル・スタジオが、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマシリーズ「ロキ(原題:Loki)」「ワンダヴィジョン(原題:Wandavision)」の製作を新たに中断することを決定したという。米Variety、Deadlineが報じている。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、現在、ハリウッドの大手スタジオでは企画の中断が相次いでいる。ディズニーは長編映画やテレビドラマの撮影をすべて中断する方針を決定しており、「ロキ」「ワンダヴィジョン」もその流れに従った形だ。MCU作品としては、2021年公開映画『シャン・チー&ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス(原題)』の撮影が中断されていたほか、ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー(原題:The Falcon and the Winter Soldier)」のチェコ・プラハでの撮影が中止されている。
「ロキ」は2020年1月に撮影が開始され、2021年初旬の米国配信を目指して進行中。「ワンダヴィジョン」は2020年12月の米国配信予定で、3月上旬には撮影終了パーティーが実施されていた。確かな進捗状況は不明だが、おそらくポストプロダクション(撮影後作業)が一時中断されるものとみられる。なお、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は2019年10月下旬に撮影が始まっており、2020年8月に米国配信予定。地震のため米自治領プエルトリコでの撮影が中止されたことに続き、今回が2度目の中断となっている。いずれの作品についても、配信スケジュールへの影響はわかっていない。
マーベル・スタジオは、これら3作品のほかにも、ディズニーの映像配信サービス「Disney+」向けにテレビシリーズをいくつも準備中。ジェレミー・レナー主演「ホークアイ(原題:Hawkeye)」など、プリプロダクション(撮影準備)段階にある作品は、今後もリモートワークにて作業が継続されるという。
ちなみにウィンター・ソルジャー役のセバスチャン・スタンは、自身のInstagramにて、ウイルス対策のために“手洗い”を薦める映像を投稿している。「愛する人のことを考えましょう。両親、子どもたち、年配の方々のことを。人に親切に、気を配って。手を洗おう」。