Hollywoodユアン・マクレガー、『スター・ウォーズ』プリクエル3部作を最近まで観ていなかった ─ 「オビ＝ワン」にむけて初鑑賞？
ディズニーブラス（Disney＋）の新作ドラマ「オビ=ワン・ケノービ」にタイトルロールでカムバックするユアン・マクレガーは、自身が出演していた『スター・ウォーズ』プリクエル3部作を最近まで観たことがなかったそうだ。
英Entertainment Weeklyとのインタビューに登場したマクレガーが、「オビ=ワン・ケノービ」に主演するにあたり、役作りのためにプリクエル3部作だけでなく正史シリーズ全9作を観賞したと語っている。
「最初から最後まで観ました。全9作です。あの世界へ戻るために。映画が公開されてから一度も観ていなかったから面白かったです。プリクエルが公開された時の雑音がない状態で観賞するのは、クールで興味深かったです。」
マクレガーが述べた“雑音”とは、かつてプリクエル3部作に対して上がった批判の声だと思われる。公開当時は作品への非難が激しかったが、時を経るにつれて徐々に3部作の評価が高まり、過去にマクレガーは「その変化を嬉しく思う」と語っていた。また、2022年3月のインタビューでは、「オビ=ワン・ケノービ」にダース・ベイダー／アナキン・スカイウォーカー役で復帰するヘイデン・クリステンセンと共に、「プリクエルの批判が辛かった」と当時を振り返っている。
役作りでプリクエルを含めた映画シリーズを復習したというマクレガーは、さらにSFへの理解を深めるために小説も読んでいると語っている。
「SFを読み始めました。イアン・M・バンクスはスコットランドの作家で、彼のSF小説を読み始めたんです。最初の時は、そうはしませんでした。（プリクエルの）第1作に出演した時はアレック・ギネス（オリジナル3部作のオビ＝ワン役）をしっかり研究して、『スター・ウォーズ』のオリジナル3部作は観ましたが、このジャンルについてはあまり考えなかったんです。普段はしないことなんですが、今回はやりました。映画を観る者としてSFが本当に大好きだから、宇宙へ戻ることにワクワクしました。」
「普段はしないことを今回はやった」というマクレガーの発言から、「オビ=ワン・ケノービ」に対する意気込みを感じ取れるのではないだろうか。なお、ヘイデン・クリステンセンも本シリーズへの復帰に備えて、映画シリーズの他にアニメシリーズ「スター・ウォーズ／クローン・ウォーズ」と「スター・ウォーズ 反乱者たち」も観賞したと明かしている。
全6話となる「オビ=ワン・ケノービ」は、2022年5月25日（水）16時よりディズニープラスにて独占配信開始。
Source:Entertainment Weekly
