旧『ファンタスティック・フォー』ドクター・ドゥーム役、ロバート・ダウニー・Jr.版に期待 ─ 「素晴らしいものになるはず」
![ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]](https://theriver.jp/wp-content/uploads/2018/01/fantastic4-FSPBD1606_SB_S3-1024x683.jpg)
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』に、ドクター・ドゥーム役で電撃復帰するロバート・ダウニー・Jr.。かつて20世紀フォックス版『ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]』(2005)『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』(2007)でドクター・ドゥーム役を演じたジュリアン・マクマホンは、“ダウニー・Jr.版”に大きな期待を寄せているようだ。
米Screen Rantのインタビューにて、マクマホンはダウニー・Jr.がドゥーム役を演じることについて、「ロバートですよ。僕の言いたいことは分かりますよね? 彼の業績が物語っているし、本当に才能のある人です」と絶賛した。
「(スーパーヒーロー映画は)今では作品の視点や方法が多様化しているから、あらゆることが実現可能になったと思います。ロバート・ダウニー・Jr.は、僕たちが長年にわたり見てきた中で最も偉大なクリエイターの一人。(彼の才能が)現代の映画製作と融合したら、かなり素晴らしいものになると思います。」

こう語った背景には、『アイアンマン』(2008)以前、すなわちスーパーヒーロー映画が隆盛を誇るよりも前に『ファンタスティック・フォー』の映画化に挑んだゆえの苦労がある。ちょうどDCコミックスではクリストファー・ノーラン監督が『バットマン ビギンズ』(2004)を完成させ、『ダークナイト』(2008)の準備を進めるさなかだったのだ。
「僕たちが映画(『ファンタスティック・フォー』)を撮ったのは、すべてが始まる直前のことでした。だから、自分たちなりの方法を探していたし、この映画をどこに位置づけるかを考えていたんです。子ども向けの映画なのか、ファミリー映画なのか。コメディ寄りなのか、もっとダークな作品なのか。撮影を進めながら、そういったことをすべて判断しようとしていました。」
長年にわたってアイアンマン役を演じたダウニー・Jr.は、まさにスーパーヒーロー映画というジャンルを一段も二段も高い位置に押し上げた功労者のひとり。現時点で『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』でどのようにドクター・ドゥームが描かれるかという詳細は不明だが、監督のアンソニー&ジョー・ルッソによると、ダウニー・Jr.は自ら役柄の背景やコスチュームのアイデアを手がけるなど、ドクター・ドゥーム役に没頭しているという。
『オッペンハイマー』(2023)でアカデミー賞助演男優賞に輝いた演技力を誇るダウニー・Jr.は、いかにアイアンマンのイメージを覆し、どんなスーパーヴィランを体現してくれるのか。映画『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』は2026年5月1日に米国公開予定。
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Source: Screen Rant