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マーベル『ファンタスティック・フォー』脚本家が決定 ─ MCU合流方法を探る

ブレイド(原題)
(c) 2022 Marvel

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)版『ファンタスティック・フォー(原題)』の脚本家が、気鋭コンビのジェフリー・キャプランイアン・スプリンガーに決定した。米Deadlineが報じた。

本作は、2022年9月10日のイベント「D23 Expo 2022」にて「ワンダヴィジョン」(2021)マット・シャックマンの監督就任が発表されたばかり。2024年11月の米公開に向け、製作体制が急ピッチで整えられている。

『ファンタスティック・フォー』は、旧20世紀フォックス時代に2シリーズの実写映画が製作されたお馴染みのヒーローチーム。既に別シリーズで実写化されたキャラクターを改めてMCUに合流させるにあたっては、様々な創意工夫が求められる。先例には、米ソニー・ピクチャーズが複数回実写化させ知名度を得ていたスパイダーマンを『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)より参加させたことがある。

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情報筋によると、マーベル・スタジオ側はこの有名ヒーローチームをいかにしてMCUにフィットさせるかを探っているところ。近く、キャプランとスプリンガーは監督のシャックマンと共に会議を行い、脚本作業開始に先駆けて企画の方向性を定める。

脚本に就任したキャプランとスプリンガーは、共にインディー映画や短編映画に取り組んだコンビ。本作のほか、レベル・ウィルソンとチャールズ・メルトン共演の『K-Pop: Lost in America(原題)』なども共同で手がけている。

MCU版『ファンタスティック・フォー』は「フェイズ6」の開幕作で、続く『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ』『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ』(ともに原題)にも繋がる重要な一本となる見込み。ディズニーによる20世紀フォックス買収後、マーベル・スタジオが初めて手がける「ファンタスティック・フォー」の実写化作品で、スタッフには「ムーンナイト」(2022)に携わったグラント・カーティス&ニック・ピピンが参加している。

マーベル・シネマティック・ユニバース版『ファンタスティック・フォー(原題)』は2024年11月8日に米国公開予定。

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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