マーベル・シネマティック・ユニバース公式時系列本「オフィシャル・タイムライン」予告映像が米公開

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のタイムラインがいよいよ明かされる公式書籍「マーベル・スタジオ マーベル・シネマティック・ユニバース オフィシャル・タイムライン(原題)」の米国版予告映像が公開された。
本書は、ありとあらゆる世界と時系列、膨大なキャラクターが存在するMCUの公式ビジュアル・ガイド。マーベル・スタジオの全面協力のもと、“いつ、どこで、なにが、なぜ起きたのか”が解明される。MCUの誕生以前からインフィニティ・サーガ、それ以降の物語すべてを対象として、アイアンマンのアーマーの歴史、インフィニティ・ストーンの移動、マルチバースの発生なども解説されるという。
マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギは、「我々の映画とテレビシリーズにはあらゆる出来事がありました。この本ができたことをうれしく思います」とコメント。開発部門を統括するブラッド・ウィンダーバウムは、「私たちが正式にタイムラインを作成するのは初めてのこと。いかに関連し合い、シームレスにつながり合っているかに驚かされます」と語った。
同じく予告映像に登場するのは、著者のアンソニー・ブリズニカンとレベッカ・セオドア=バション(そのほか、本書にはエイミー・ラトクリフも著者として参加している)。アンソニーは、「さまざまな物語と作品、そして画面に映っていない出来事に関するあらゆる言及を扱います。MCUのすべての瞬間を分解し、あらゆる歴史を作品から取り出し、片っ端から並べました」と力を込める。
また、レベッカは「必要なことは本書ですべてわかります。MCUにはたくさんのストーリーがあり、非常に複雑かつ相互に絡み合っているのです」と語った。「さまざまなストーリーラインとキャラクター、世界をカバーしています。映画を何度も見返し、分解し、脚本を読んでリサーチしました」。
アンソニーは、この本を通じて「読者に自分の好きな物語を新しい形で再訪してみてほしい」という。「物語が重なり合う様子や、登場人物が互いに交差する様子を見るのは楽しいこと。これはユニバースのガイドブックなんです」。
MCUの時系列については、過去に『スパイダーマン』シリーズのジョン・ワッツ監督が「(時系列の)巻物が存在する」と言い、「シー・ハルク:ザ・アトーニー」(2022)の脚本家ジェシカ・ガオも「すべての時系列を遡る仕事の人がいる」と語っていた。それでも明らかになっていなかった謎や、『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)の“8年後問題”、そしてマルチバース・サーガの時系列などが解明されることに期待したい。
公式書籍「マーベル・スタジオ マーベル・シネマティック・ユニバース オフィシャル・タイムライン(原題)」は2023年10月24日に米国ほかにて発売予定。11月公開『ザ・マーベルズ(原題)』を含む、フェイズ5作品の解説がどこまで含まれるかは現時点で発表されていない。
▼マーベル・シネマティック・ユニバース の記事

『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』は「アメコミ映画へのラブレター」「全ての変わり者、奇人、負け犬のための映画」とシャン・チー役 「周りに馴染めなくたっていい」 
マーベル『ブレイド』降板の俳優、「受け入れるしかなかった」と無念 ─ その後DCドラマに出演へ 『スター・ウォーズ』新作映画にも出演 
マーベル『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』11月5日ディズニープラスで見放題配信決定 ついに登場! 
幻の『アベンジャーズ/カーン・ダイナスティ』初期脚本、ヤング・アベンジャーズが征服者カーンと戦う展開あった 『ドゥームズデイ』に企画変更 
ホークアイは『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』にも『シークレット・ウォーズ』にも出ない?ジェレミー・レナー、「交代案」にも同意 え、出て
Source: Marvel

























