『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』ネイモア役俳優の筋トレメニューがこちら

スーパーヒーロー映画で屈強なヒーローやヴィラン役を演じる俳優は、短期間での筋力アップが求められる。マーベル・シネマティック・ユニバース『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』でヴィランとなるネイモア役テノッチ・ウエルタの場合、オファーを受けてから撮影までわずか5ヶ月の間で、“海の暴れん坊”の強靭なボディを作り上げたようだ。米Men’s Healthでは、その筋トレメニューが紹介されている。

1981年生まれ、41歳のウエルタは、コミックで描かれるネイモアの引き締まった肉体を再現するため、高強度トレーニングを2日、低強度トレーニングを1日行って、1日休息という流れを繰り返した。週6日はトレーニングだ。
トレーニング開始時の体重は205ポンド(約92キロ)で、その後185ポンド(約84キロ)まで落とした。トレーニングでは、大腿四頭筋、ハムストリングス、肩のサイズアップに集中したという。
トレーナーからは3つのルールが課せられたそうだ。まず一つは「Zから始める」。ウエルタは大学時代にフットボールで肩を脱臼しており、そのために肩に慢性的な痛みがあり、可動域も制限されていた。
そこで取り組んだメニューはシングルアーム Zプレス。腹筋を引き締めた状態で床に座り、片手でダンベルを上げ下げする運動だ。ウエイトは軽めのものを扱い、8〜10レップを3セット行った。
二つ目のルールは、「強度を先に、筋肉は後で」。ウエルタは本格的なトレーニング未経験者だったため、まずは筋力の基礎作りから始めた。取り組んだのは、バーベルバックスクワット、ダンベルルーマニアンデッドリフト、ダンベルベンチプレス。前2つは足腰を強化するメニューで、ダンベルベンチプレスは筋トレ「BIG3」に数えられる定番だ。胸板を厚くし、たくましい上半身を目指すことができる。ウエルタは1セッションあたり45〜50分行った。
そして三つ目は「自重が一番」。ウエイトトレーニングに加えて、自重を活用した懸垂や腕立て伏せも多く行った。ここでは片腕ずつ行い、片側8〜10レップを3セット行ったそうだ。

ちなみにウエルタが演じるネイモアは海底王国の王というキャラクター。撮影では水中のシーンも多く求められる。この準備のため、筋トレ終了後には90分のプール練習に移った。今では水中で5分間も息を止められるようになり、「水中で息を止めているととても平和な気持ちになる。まるで瞑想のようです」と語るまでになっている。
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Source:Men’s Health