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「シー・ハルクなくして次のアベンジャーズはない」とマーク・ラファロ ─ 再びうっかり発言か

マーク・ラファロ 東京コミコン2019
©THE RIVER

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のハルク/ブルース・バナー役で知られるマーク・ラファロは、ことあるごとにMCU作品のネタバレを“うっかり”口にしてしまうことでおなじみだ。たとえば大事な映画の結末をうっかり喋ってしまったり、プレミア上映の音声をうっかり生配信してしまったり。

再びハルク役を再演するドラマ「シー・ハルク:ザ・アトーニー」のプレミア・イベントに登場したラファロは、またもやうっかりしてしまったのかもしれない。米The Hollywood Reporterが報じている。

シー・ハルク/ジェニファー・ウォルターズ役のタチアナ・マスラニーと取材を受けたラファロは、本作での出番について「(タチアナと)五分五分。ちょっと僕の方が多いかも」と発言。すかさずタチアナは「私の方がちょっと……だいぶ多いかも」と口にすると、10年以上ハルク役を演じてきたラファロに「私にも1年くらいくださいよ」とぼやいた。問題のコメントは、これに対する応答である。

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「もちろん、1年くらいはあるよ。いや、今となっては、彼女なくして次のアベンジャーズはありません。」

このコメントに驚いたのは、ほかでもないタチアナ本人だった。驚いた様子で「えっ?」と尋ねられたラファロは、「そう聞いてるけど」と答えている。念押しとはこのことではないか。

シー・ハルク:ザ・アトーニー
(c) 2022 Marvel

今後のMCUにおいては、2025年に『アベンジャーズ』シリーズの第5作・第6作となる『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ(原題)』『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ(原題)』が連続公開される。しかし『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)を経た今、ヒーローたちは世代交代の真っ只中。来たる2部作を彩るアベンジャーズの顔ぶれはいまだ明かされていない。ラファロのコメントが正しければ、シー・ハルクが新生アベンジャーズの中核を担うことになりそうだが……。

むろん、ラファロがシー・ハルク/ジェニファー・ウォルターズの今後をどこまで認識しているかはわからない。しかし「シー・ハルク」の企画に早くから関与していたとみられるラファロが、マーベル・スタジオ側から将来的な計画をいち早く聞かされた可能性は高いだろう。いずれにせよ、彼女がMCUにおいて重要な役目を担うことは間違いない。

もっとも、演じるタチアナは、ジェニファー自身はチームをまとめることに「向いていないと思う」と言い切ってもいる。いわく「人の誤ちを正せる一面はあるけれど、ある意味では自分を卑下しているところもあるから」。もっとも、ドラマの中では「スーパーヒーローらしさが磨かれていく」場面もあるというから、ここからの成長ぶりが見どころにもなるだろう。

ドラマ「シー・ハルク:ザ・アトーニー」は、2022年8月18日(木)よりディズニープラスにて独占配信開始。

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Source: The Hollywood Reporter, Comicbook.com

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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