『アベンジャーズ』初期メンバー、事故回復のジェレミー・レナーを囲んで「生きているだけで感謝」

共に戦った『アベンジャーズ』初期メンバーは、今も固い絆で結ばれている。2023年の大事故で生死の境を彷徨ったジェレミー・レナー(ホークアイ役)にとって、大切なメンバーは心の支えとなったようだ。
レナーは2023年の正月に自宅近くで巨大除雪車の下敷きとなり、瀕死の重傷を負う。しかしながら驚異的な意志の力で回復し、3月頃には早くも歩行リハビリを始め、インタビュー番組に出演し、4月には杖をつきながらトーク番組に生出演。11月には坂道を駆け上がれるほどに回復し、事故後わずか1年でドラマ撮影に復帰、アクションシーンをこなすまでになった。
2023年9月にはクリス・エヴァンス(キャプテン・アメリカ役)の結婚式が米マサチューセッツで挙げられ、そこにアベンジャーズのメンバーが集合。レナーも駆けつけ、仲間たちとの久々の再会を楽しんだ。アベンジャーズは、レナーを囲んで回復を喜んだそうだ。
ソー役のクリス・ヘムズワースにとって、2023年正月の事故以来レナーに会えていなかったので、この結婚式が久々の再会となったようだ。アベンジャーズの初期メンバーは今でもグループチャットで互いに連絡を取り合っていることが知られているが、事故後のレナーは打ちのめされて入院する様子の写真を「絶好調だぜ、みんな」と共有していたのだそう。ヘムズワースが米Vanity Fairで振り返っている。
そこでロバート・ダウニー・Jr.(アイアンマン役)は、アベンジャーズの仲間たちにこう話したそうだ。「もっとも重要であると我々全員が認める特徴があるとすれば……それは“回復力”だ。このポルトガル・アメリカンの結婚式で、レナーがまさにそれを体現している。驚いた。完全に回復して、お祝いに来てくれた。そう、奇跡は起こるんだ」。
ダウニー・Jr.は、あえて軽い言葉の、普段通りの調子で、こっそりとレナーを励ましていたというエピソードが伝えられている。主演ドラマ「メイヤー・オブ・キングスタン」の新シーズン撮影前だったレナーに対し、「『メイヤー』の撮影に戻らないとダメだよ。こっちは続きが気になってるんだから」と声をかけていたそうだ。レナーいわく、彼らは「まるで付き合っているみたい」という頻度で、FaceTimeで楽しく話していたという。
レナーの治療期間中、アベンジャーズのメンバーはグループチャットで語り合うことがあったそう。その様子についてヘムズワースは過去のインタビューで、「あんなことがあると、”ああ、俺たち、いつ逝ってもおかしくないんだな”と悟りますからね……」と話していた。スカーレット・ヨハンソン(ブラック・ウィドウ役)とエヴァンスは病室まで見舞いに訪れており、ヨハンソンは「もう二度と会えないかもと思ったから」と振り返っている。
エヴァンスの結婚式でレナーに再会できたヘムズワースは、その姿を見て「生きてるだけで感謝」という感覚が芽生えたという。
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Source:Vanity Fair