『スクリーム』新作映画、保安官デューイ役デヴィッド・アークエットが続投 ─ シリーズ脚本家が製作総指揮に就任

人気スラッシャー・ホラー映画シリーズ『スクリーム』の新作企画(タイトル未定)に、保安官代理のデューイ・ライリーを演じてきたデヴィッド・アークエットが続投することがわかった。あわせて、1・2・4作目の脚本家ケヴィン・ウィリアムソンが製作総指揮に就任したことも明かされている。米Deadlineなど複数の海外メディアが報じた。
『スクリーム』シリーズは、1996年に第1作が製作されたのち、1997年、2000年、2011年に計4作品が発表。デヴィッド演じるデューイは、頼りないながらも主人公シドニー・プレスコットと共に一連の殺人事件の解明に努めるなど、重要な役割を果たしてきた。デヴィッドは、今回の発表にあたり「デューイをまた演じることが出来て、そして新旧を問わず『スクリーム』のファミリーとまたご一緒できてワクワクしています。『スクリーム』は私の人生にとって大きなものですし、ファンの方々も私も、ウェス・クレイヴン(監督)が遺したものに敬意を払えることを楽しみにしています」とコメントしている。
デヴィッドのほかにも、製作の米Spyglass Media Groupは、オリジナルシリーズの出演者の復帰を目指して出演交渉を継続しているという。主人公シドニーを演じたネーヴ・キャンベルはすでに続投に前向きな姿勢を見せており、出演契約も初期段階にあることがわかっている。ほかオリジナルキャストの復帰も発表が待たれるところだ。
また今回、本作の脚本を『ゾディアック』(2007)や『アメイジング・スパイダーマン』シリーズのジェームズ・ヴァンダービルトと「キャッスルロック」(2018-)のガイ・ビューシックが手がけることも新たに判明している。監督を務めるのは、ホラー作品製作チームRadio Silenceに所属し、『レディ・オア・ノット』(2020年6月24日に先行デジタル配信)を手がけたマット・ベティネッリ=オルピン&タイラー・ジレット。製作にはウィリアムソンとともに、同じくRadio Silenceのチャド・ヴィッレッラが就任した。米Bloody Disgustingによると、新作では一連の残虐な事件の犯人を探し出そうと帰郷する女性の姿が描かれるとも伝えられているが、その真相は不明だ。
撮影開始は2020年後半を見込んでおり、ノースカロライナ州ウィルミントンにて行われることになるという。
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Source: Deadline, Bloody Disgusting