MCUドラマ「シークレット・インベージョン」2023年春に配信決定 ─ 地球に潜伏するスクラル人は誰? ニック・フューリー主役のダーク・スリラー登場

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新作ドラマシリーズ「シークレット・インベージョン(原題)」が、2023年春にディズニープラスで配信されることがわかった。2022年7月23日(米国時間)、マーベル・スタジオがサンディエゴ・コミコンにて発表した。
Just announced in Hall H:
Marvel Studios’ Secret Invasion, an Original series, streaming Spring 2023 on @DisneyPlus. #SDCC2022 pic.twitter.com/Werg7vGvlP
— Marvel Studios (@MarvelStudios) July 24, 2022
「シークレット・インベージョン」はコミックに基づき、スクラル人が以前から地球に潜伏しており、ヒーローのふりをしながら侵略を進めていたという設定のストーリー。しかしながら詳細は謎のベールに包まれており、劇中で何が起きるのかはまだ明かされていない。
出演者にはニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソン、タロス役のベン・メンデルソーン、マリア・ヒル役のコビー・スマルダーズ、エヴェレット・ロス役のマーティン・フリーマン、ウォーマシン/ジェームズ・“ローディ”・ローズ役のドン・チードルが復帰。新たに「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)のエミリア・クラーク、『ファーザー』(2020)のオリヴィア・コールマン、『あの夜、マイアミで』(2020)のキングズリー・ベン=アディルらが加わり、MCUでも指折りの豪華キャストが揃った。
サンディエゴ・コミコンのステージに登場したマリア・ヒル役のコビーは、本作を「ダークでエキサイティングなスリラー」と形容。「誰がスクラル人で誰が地球人なのかが絶対にわからない」展開になっていると語った。
会場限定で上映された予告編では、ニック・フューリーがマリア・ヒルと再会。長らく地球を避けていたフューリーに接触できずにいたヒルは、なぜ地球に戻ってきたのかと問う。フューリーの答えは、“地球で注意すべき出来事が起こっているから”。フューリーはタロスと面会し、地球に潜伏するスクラル人の派閥にふたりで対処することになる。映像の中には、フューリーがローディに「君は自分のセキュリティをどれくらい把握しているんだ?」と尋ねたり、オリヴィア・コールマン演じる女性がフューリーに向かって「まるでフューリーらしくない」と話す様子が収められていたということだ。
シリーズは全6話構成で、脚本・製作総指揮は「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」(2015-2019)のカイル・ブラッドストリート。監督を『すべてが変わった日』(2020)のトーマス・ベズーチャと「倒壊する巨塔 アルカイダと「9.11」への道」(2018)のアリ・セリムが務める。本撮影は2021年9月から2022年4月にかけて実施され、現在は配信に向けてポストプロダクション(撮影後作業)のまっただなかだ。
ドラマシリーズ「シークレット・インベージョン(原題)」は2023年春にディズニープラスで独占配信予定。
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Sources: Deadline, Variety, Collider