ザック・スナイダー監督、Netflixで北欧神話モチーフのアニメを製作へ

『300 〈スリーハンドレッド〉 』(2007)や『エンジェル ウォーズ』(2011)など、鬼気迫るヴィジュアル作りで知られるザック・スナイダー監督が、Netflixで新たにアニメシリーズを製作することがわかった。米Varietyが伝えている。
北欧神話を基にしたアニメ作品になるという。スナイダーと『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)『ジャスティス・リーグ』(2017)など数々の作品を共にしたストーリーボード・アーティストのジェイ・オリヴァも参画し、共にショウランナー、監督、エグゼクティブ・プロデューサーを務める見込み。同じくスナイダー作品の多くをプロデューサーとして支えた妻デボラ・スナイダーにウェスレイ・コラーも加わる。製作上の信頼置けるパートナー陣と共に、スナイダー監督の持ち味が存分に発揮されることとなりそうだ。
ザック・スナイダー監督は現在Netflixに向け、『ジャスティス・リーグ』降板以来の長編復帰作である新作ゾンビ映画「Army of the Dead(原題)」を製作中。Netflix配信作品としてはまずこちらが先立つ形となる。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのドラックス役などで知られるデイヴ・バウティスタを出演に迎えたこちらの作品は、ゾンビの大量発生したラスベガスで一人の男が傭兵集団を結成し、強盗計画を成功させるべく隔離地区へ突入する物語だ。スナイダー監督はこのゾンビ映画に際して「ここまで自由にさせてもらったことはありません」とNetflixの製作環境を絶賛している。この度明らかになったアニメ作品でも、孤高のインスピレーションをのびのびと映像化することができるのだろう。
Netflixには、洋画ファンにとっても注目のアニメ作品予定が目白押し。たとえば『ワイルド・スピード』のアニメ「ワイルド・スピード/スパイ・レーサーズ(邦題未定、原題:Fast & Furious: Spy Racers)」からは既に予告編映像も公開されているほか、『パシフィック・リム』や『マジック:ザ・ギャザリング』、『オルタード・カーボン』、『ジュラシック・ワールド』、「ザ・マジック・オーダー」などビッグタイトルがひしめき合うように待機している。
▼アニメの記事
ジム・キャリー、『ジュラシック・ワールド』監督の「宇宙家族ジェットソン」に出演交渉中 ぴったりです ジェレミー・レナー、全編AI製作のアニメ映画でナレーション ─ 「AIは創造性の代替ではなく、未来への夢を描く記憶の延長」と製作者 初の試み 「X-Men ’97」シーズン2、2026年夏配信 ─ 早くもシーズン3製作中、その後の計画も 物語はつづく 「スパイダーマン:フレンドリー・ネイバーフッド」シーズン2、2026年秋に配信決定 ─ ヴェノム&スパイダーグウェン初登場 デアデビルも帰ってきます 『ウィキッド』エルファバ役シンシア・エリヴォ、魔法の世界のミュージカルアニメ映画『バッド・フェアリーズ』に出演決定 『ウィキッド』後編の公開を控えて
Source:Variety