MCU『スパイダーマン4』、ジョン・ワッツ監督続投に製作陣が期待 ─『ファンタスティック・フォー』から離脱も、MCU復帰に前向き

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)につづく“シリーズ第4作”が計画されているが、果たして監督のジョン・ワッツはカムバックするのだろうか?
2017年からはじまった『スパイダーマン』トリロジーは、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』をもって完結したが、“さらなる3作”の製作が判明済みであり、トム・ホランドの続投も見込まれている。この度、米Deadlineでは、ソニー・ピクチャーズやプロデューサーたちが、主演のトムをはじめ、MJ役のゼンデイヤ、そしてジョン・ワッツとともにシリーズを継続させることに期待を寄せていることが明らかにされている。
同記事は、ワッツが『ファンタスティック・フォー(仮題)』の監督から離脱したことを伝えるものだが、その理由は、「スーパーヒーロー・ジャンルからいったん距離を置くため」だといい、あくまでも友好的な離脱とのことだ。「またご一緒にお仕事ができることを楽しみにしています」と、MCUへの復帰にも前向きな姿勢を示していることから、『スパイダーマン』シリーズにてカムバックする可能性は十分に有り得そうだ。
なおワッツの次回作は、ジョージ・クルーニー&ブラッド・ピット主演、ふたりのフィクサーをメインキャラクターとしたスリラー映画となる予定。『スパイダーマン』シリーズで一躍大きな注目を浴びた監督だが、もともとは、『クラウン』(2014)『COP CAR/コップカー』(2015)というホラー&スリラージャンルを手掛けていたことで知られる。“スーパーヒーロー・ジャンル”から離れ、ワッツは原点回帰することになりそうだ。
Source:Deadline