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2021年トロント国際映画祭、ラインナップ第1弾が発表 ─『デューン 砂の惑星』やエドガー・ライト新作、『THE GUILTY/ギルティ』リメイクなど

DUNE/デューン 砂の惑星
©2020 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.

アカデミー賞の前哨戦とも言われる映画祭のひとつである、トロント国際映画祭この度、2021年9月9日〜18日にかけて開催される本年度の出品作が早くも一部発表された。

前年度は、クロエ・ジャオによる『ノマドランド』(2020)が、ヴェネツィア国際映画祭につづき最高賞を受賞して幕を閉じた。コロナ禍の影響により、例年より本数も少なく、劇場収容人数を限定し、屋外の劇場やドライブインシアター、オンラインでのデジタル上映を活用するといった方法で開催。例年どおりの開催を断念せざるをえなかった前年度だが、本年度では通常通りの開催を目指して現在は準備が進められているとのことだ。

このたび出品作として発表されたのは12作品。ドゥニ・ヴィルヌーヴ『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021年10月公開)をはじめ、エドガー・ライト『Last Night in Soho(原題)』、ケネス・ブラナー『Belfast(原題)』、セリーヌ・シアマ『Petite Maman(原題)』、アントワーン・フークアによる『THE GUILTY/ギルティ』ハリウッドリメイク版など、世界を代表する映画監督たちの新作が勢揃いしている。『デューン』は、ヴェネツィア(2021年9月1日〜11日)で先にお披露目となり、トロントではIMAXでのプレミア上映が行われるようだ。また『Petite Maman』は、ベルリン国際映画祭に続いての出品となる。

そのほか、フィリップ・ノイス『Lakewood(原題)』、アリソン・クレイマンによるアラニス・モリセットのHBOドキュメンタリー『Jagged(原題)』、メラニー・ロラン『Le Bal des Folles(原題)』、セオドア・メルフィ『The Starling(原題)』、エリック・ワリン&タヒル・ラナ『Charlotte(原題)』、デイブ・ウーリー&デヴィッド・ヘイルブロナー『Dionne Warwick: Don’t Make Me Over(原題)』、ダニス・グーレ『Night Raiders(原題)』の出品が発表された。すでに注目作ばかりが並んでいるが、これでもまだまだ序の口だろう。全作品の発表に期待が高まるばかりである。

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Source: IndieWire

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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