『トムとジェリー』リリース決定 ─ 5月19日デジタル配信、7月21日ブルーレイ＆DVD

1940年に誕生してから世代を超えて愛され続け、2021年で80周年を迎えるアニメーション・シリーズ「トムとジェリー」を実写とアニメのハイブリッドで映画化した『トムとジェリー』のデジタルレンタル＆ダウンロードが2021年5月19日より、DVD＆ブルーレイのレンタル・販売が7月21日より開始されることが決定した。

多才だけどお調子者でドジなネコのトムと、外見は可愛いがずる賢くて容赦ないネズミのジェリー。会えば喧嘩ばかりで、常に追いかけっこを繰り広げる最強コンビ。アカデミー賞に7度も輝き、良質な物語と誰をも魅了する愛らしいそのキャラクターで、瞬く間に世界中を虜にし、ファンを現在も増やし続けている。そんな世界中に愛される「トムとジェリー」が、スケールアップして現実世界でも大暴れする。

本作の舞台はニューヨーク。トムとジェリーは世紀に一度の結婚式の前夜、その会場となる高級ホテルに越してきた。失敗できない重要イベントを前に、ホテル側は「ねずみ（＝ジェリー）問題」を抱えていた。そこでジェリーの駆除を任された新人従業員ケイラ（クロエ・グレース・モレッツ）は、首を恐れて野良猫のトムをホテルに放つことにする。しかし、ねずみ問題の裏では、ホテルの副支配人テレンス（マイケル・ペーニャ）が悪だくみを企ていて……。

日本語吹替えには、トムとジェリーのネタを持ち、プライベートでパーカーやTシャツを愛用している霜降り明星と、トムジェリに小さいころから親しんできたという飯豊まりえが、ゲスト声優として参加。ほか、『心が叫びたがってるんだ。』の主人公・成瀬順役などで知られる水瀬いのりがケイラを、「ドラえもん」ジャイアンでおなじみの木村昴がテレンスを、大塚芳忠がホテルオーナーのドゥブローを、坂本真綾が新婦プリータを、「鬼滅の刃」の煉獄杏寿郎役で大人気の日野聡が新郎ベンを担当している。