マーベル「ワンダヴィジョン」2021年1月日米同時配信決定 ─ 「MCUの未来に影響及ぼす」謎に満ちた新ドラマ

マーベル・スタジオ初のオリジナルドラマ「ワンダヴィジョン」の配信日が2021年1月15日に決定した。Disney+(ディズニープラス)で、日米同時配信となる。
当初は2020年末の配信予定と伝えられていたが、年をまたぐことになった。
「ワンダヴィジョン」は、『アベンジャーズ』スカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフとヴィジョンを描く物語。舞台は『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)後の世界だ。
とある郊外の街に引っ越してきたのは、長い恋愛の末、晴れて結婚したワンダ・マキシモフとヴィジョンだ。2人は、夢にまでみた結婚生活を手に入れ、幸せな日々を送っていたが、次第にその裏に隠された”謎“がむき出しになっていく…『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)で描かれたあの戦いは?死んだはずのヴィジョンがなぜ…?2人は徐々に自分たちの目に見えている全てが”真実ではない“のではと疑い始める。
注目は、マーベル・スタジオにとって“初ジャンル”となるシットコム(シチュエーション・コメディ)形式。ワンダ役のエリザベス・オルセンといえば、「フルハウス」ミシェル役のオルセン姉妹を姉に持つ。「姉たちが出演していた作品(『フルハウス』)の収録現場によく行っていたので、(その時の)自分の生活をとても思い起こすものがありました」と話している。
監督を務めるのは『ゲーム・オブ・スローンズ』(2011-2019)やサスペンスドラマシリーズの『ファーゴ』(2014-)のエピソード監督に抜擢され、『フィラデルフィアは今日も晴れ』(2005-)などを手掛けたマット・シャックマン。脚本は『ブラック・ウィドウ』の原案を担当したジャック・シェイファーが務める。2人が手掛ける、いままでのマーベル作品とは一線を画すような斬新かつユニークな物語に加え、ただのコメディ作品では終わらない、予測不可能な結末を描いてきたマーベル・スタジオらしい衝撃的&壮大な展開が待ち受ける。
このドラマ「ワンダヴィジョン」は、「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のフェイズ4、その全てに影響を及ぼす」とケヴィン・ファイギは予告している。映画『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題)』にも直結すると伝えられているから、MCUファンは絶対に見逃せない。

ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』2021年1月15日(金)日米同時配信。
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