ウェス・アンダーソン『フレンチ・ディスパッチ』日本公開決定 ─ ベニチオ・デル・トロ&ティモシー・シャラメ&ティルダ・スウィントンら豪華共演

『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)などのウェス・アンダーソン監督最新作『The French Dispatch of the Liberty, Kansas Evening Sun(原題)』が、『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』として、2022年に日本公開することが決定した。あわせて、ポスタービジュアルも到着している。
カンヌ国際映画祭(2021年7月6日〜17日開催)、コンペティション部門に出品されている本作は、20世紀フランスの架空の街にある米国新聞社の支局で活躍する一癖も二癖もある才能豊かな編集者たちの物語。ストーリーは3部構成で展開し、画面のいたるところには、ウェス・アンダーソンらしいユニークな演出が散りばめられている。
出演者には、ベニチオ・デル・トロ、ティモシー・シャラメ、ジェフリー・ライト、エリザベス・モスといったウェス作品初参加の俳優陣に加え、レア・セドゥ、マチュー・アマルリックらフランス勢、さらにフランシス・マクドーマンド、エイドリアン・ブロディ、ティルダ・スウィントン、シアーシャ・ローナンらアカデミー賞でも活躍の常連組、オーウェン・ウィルソン、ビル・マーレイ、リーヴ・シュレイバー、エドワード・ノートン、ジェイソン・シュワルツマンといったウェス作品常連組も名を連ねている。
このたび公開されたポスタービジュアルは、劇中に登場する架空の新聞、「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」の表紙にちなんだ仕様。独特の作風で描かれた個性豊かなキャラクターたちと、錚々たる豪華俳優陣の姿、そして街のなかでは何か一波乱が巻き起こっている様子から、さまざまな想像を掻き立てるビジュアルとなっている。

映画『フレンチ・ディスパッチ』は、2022年公開予定。
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