ウェス・アンダーソン＆カンバーバッチ初タッグ作『ヘンリー・ シュガーのワンダフルな物語』日本版予告公開

ウェス・アンダーソン＆ベネディクト・カンバーバッチ初タッグ作『ヘンリー・ シュガーのワンダフルな物語』より日本版予告編が到着した。

主人公は、大金持ちで独身、これまで働いたことのない、ギャンブルが大好きな男ヘンリー・シュガー。ある時、“目を使わずにモノを見る”ことができるという導師の存在を本で知った彼は、その力をギャンブルでイカサマをするために利用しようと計画する。すったもんだありながらも透視の力を身に付けたヘンリーは「今や容易に稼げる、世界中の誰よりも」と舞い上がり、あらゆるカジノでボロ儲けをしていく。

しかしなぜか、考え込むような表情を見せたり、大量の札束を投げ捨てる姿も……。そして、予告編のラストで語られる「彼が世界のため何をしたか知るべきだ」という言葉。果たしてヘンテコな男ヘンリーは、このチート能力を使って何を起こすのか。彼に待ち受ける運命とは。

原作は、『チョコレート工場の秘密』でも知られる作家ロアルド・ダールの短編小説『奇才ヘンリー・シュガーの物語』。アンダーソン監督によるダール作品の映像化は、ストップモーション・アニメーション映画『ファンタスティック Mr.FOX』（2009）に続き2度目となる。

カンバーバッチに加え、本作には『グランド・ブダペスト・ホテル』や『ハリー・ポッター』『007』シリーズのレイフ・ファインズ、『シンドラーのリスト』（1993）『アイアンマン3』（2013）などで知られるベン・キングズレー、『ホテル・ムンバイ』（2018）のデヴ・パテールも共演に名を連ねている。実力者勢揃いで贈るウェス・アンダーソンの“新世界”を堪能したい。