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『ミッション:インポッシブル』続編の7作目と8作目が2部作になる理由とは

ミッション:インポッシブル/フォールアウト
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トム・クルーズ主演の人気スパイアクション映画『ミッション:インポッシブル』シリーズの続編は、2部作(第7作・8作)として製作されることがわかっている。各作品で主軸を据えつつ、独立した物語を展開してきた本シリーズが、なぜこのタイミングで2部作構成となったのだろうか。監督を務めるクリストファー・マッカリーがその理由を明かしている。

本シリーズの続編には、トム演じる主人公イーサンに加えて、ヴィング・レイムス演じる一流ハッカーのルーサーや、サイモン・ペッグ演じる技術者ベンジーなど、常連の登場人物の復帰が発表済み。ポッドキャスト番組Light the Fuseにてマッカリー監督は、続編について「登場するキャラクター全員の感情に変化を持たせたいんです」と語り、それぞれのキャラクターを掘り下げる意向を示している。

この理由には、前作『ミッション:インポッシブル フォールアウト』(2018)での経験が関係しているようだ。同作の製作時、監督はトムに対して「この作品をイーサンの感情を描くようなものにしたい」と提案したという。そのため、「『フォールアウト』は、時間が長くなることがわかっていました」と監督。「続編を作るにあたって、『フォールアウト』で学んだことを活かして、(続編に登場する)どのキャラクターにも同じようなことをやりたいんです」と述べている。

「新しいキャラクターとか新しい物語のことを考えると、作品は3時間くらいの長さになることはわかっていたんです。となると、実際には3時間半くらいになりますよね。だから、“いっそのこと(作品の時間が)4時間になると考えて、半分に分けて2つの映画を作ってしまおう”ってなったんですよ。」

また、マッカリー監督の言うように、続編では重要な役割を果たすことになる新しいキャラクターも登場する。現在までに、『X-MEN』シリーズのニコラス・ホルトや、「エージェント・カーター」(2015-2016)のヘイリー・アトウェル、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのマンティス役で知られるポム・クレメンティエフらの出演が発表されている。ほか、一部の出演者もまだ知らない交渉中の俳優も存在するという。詳しい物語の詳細は謎に包まれたままだが、監督の思惑が示すように、続編の見どころはアクションだけには留まらなさそうだ。

映画『ミッション:インポッシブル』第7作は2021年11月19日、第8作は2022年11月4日に米国公開予定(ともにタイトル未定)。

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Source: Light the Fuse

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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