MCUドラマ「ワンダーマン」は「誰も見たことのないベスト・シリーズ」 ─ マーベル幹部が自信

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新作ドラマ「ワンダーマン(原題)」に、マーベル・スタジオ幹部が強い自信を示した。
本作はワンダーマン/俳優サイモン・ウィリアムズを主人公に“ハリウッドを風刺する”作品で、『アイアンマン3』(2013)『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)から同じく俳優のトレヴァー・スラッタリーも再登場。ストーリーは不明だが、「サイモン&トレヴァーの奇妙なダブル主演」と語られていた。
米Colliderにて、マーベル・スタジオのテレビシリーズ&アニメシリーズ部門を統括するブラッド・ウィンダーバウム氏は、本作について「マーベルとして非常に新しいテイスト。正直に言って大好きな作品ですし、誰も見たことのないベスト・シリーズだと思います。みなさんの反応がとても楽しみです」と語った。
以前、ウィンダーバウム氏は「この作品はハリウッドへのラブレター」だと語っていたが、今回はもう少し具体的に表現している。「(『ワンダーマン』は)我々フィルムメイカーの仕事に対する、俳優というプロフェッショナルに対するラブレターです。非常に誠実で、美しい作品です」。

シリーズは全8話構成。ただし「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(2021)や「ロキ」(2021-2023)のように1話1時間ではなく、「よりストリーミング的な自由度をもって、最も短いエピソードは20分台、最も長いエピソードは40分台」になるという。MCUの新たなストーリーテリングのありようにも期待したい。
出演者はワンダーマン/サイモン・ウィリアムズ役を『アクアマン』シリーズのヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、トレヴァー・スラッタリー役をベン・キングズレーが演じるほか、「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」のデミトリアス・グロッセ、「マインドハンター」(2017-)のローレン・グレイジア、『トップガン マーヴェリック』(2022)のエド・ハリスら。
クリエイターは『スパイダーマン4(仮題)』『シャン・チー/テン・リングスの伝説』のデスティン・ダニエル・クレットン、「ブルックリン・ナイン-ナイン」(2013−2021)のアンドリュー・ゲスト。エピソード監督はクレットンのほか、『フォトグラフ』(2020)のステラ・メギー、「デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃」(2023)のジェームズ・ポンソルトらが務める。
「ワンダーマン(原題)」は、2025年12月にディズニープラスにて配信予定。
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Source: Collider