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映画『X-MEN』プロデューサー、マーベル・シネマティック・ユニバース合流に意欲「そう願いますよ。やりたいです」

X-MEN:ファイナル ディシジョン
(C)2013 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

20世紀フォックスが主導する、映画『X-MEN』シリーズのプロデューサーが、マーベル・シネマティック・ユニバースへの合流に強い意欲を示した。これは米Vanity Fair誌の取材で明らかになったものだ。

マーベル・スタジオが2008年『アイアンマン』から始動させたマーベル・シネマティック・ユニバースに、コミック『X-MEN』のキャラクターは登場することができない。これは、マーベル・コミックが『X-MEN』の映像化権を20世紀フォックスに譲っていたことによるもので、同じ理由から『ファンタスティック・フォー』も20世紀フォックスより映画化されている。X-MENのマーベル・シネマティック・ユニバース合流を望むファンは少なくないが、両社間の「大人の事情」によって実現はしていない状態だ。

X-MENとアベンジャーズ、キーパーソンが繋ぐ?

映画版『X-MEN』シリーズを2000年の第1作から手がけてきた、プロデューサーのローレン・シュラー・ドナー氏は、マーベル・スタジオ社長であるケヴィン・ファイギ氏の、かつての上司にあたる人物である。
Vanity Fair誌の取材で、ファイギ社長と再び仕事をする可能性や『X-MEN』のマーベル復帰について尋ねられると、ドナー氏は言葉少なにその意欲を語っている。

「ええ、そう願いますよ。やりたい、やりたいですね。ただ、私が言えることではないんですが。」

一方、ファイギ社長はX-MENのマーベル・シネマティック・ユニバース合流について慎重な姿勢を貫いている。

「その件で何か言うと、(記事の)見出しが15個はできますね。やりたいか?と言われれば、もちろん、です。何か動きがあるか?と言われれば、ノーですよ。同じこと、同じ状況です。」

2017年5月、ファイギ社長はX-MENやファンタスティック・フォーといったマーベル・キャラクターを自社で扱いたい意向を示唆していた。また9月には“レジェンド”スタン・リーが、マーベル・スタジオが「全キャラクターの権利を取り戻す」作業に入っていることを明かしていたのだ。
そうした動きの結果だろうか、11月にはウォルト・ディズニー・カンパニーが20世紀フォックスの買収交渉に入っていたことが報じられている。その目的には『X-MEN』『ファンタスティック・フォー』があるとも伝えられたのだ。報道の時点で交渉は中断されていたようだが、今後話し合いが再開される可能性もあるという。

マーベル・スタジオは、現在展開しているマーベル・シネマティック・ユニバースの集大成となる『アベンジャーズ』第4作以降、新たに20本の映画を計画しているという。その内容は一切明かされていないが、もしX-MENの合流が実現するならばユニバースの可能性は大きく広がることだろう。
しかし一方で懸念されるのは、『デッドプール』(2016)や『LOGAN/ローガン』(2017)でヒーロー映画の新地平へと至りつつある20世紀フォックスおよび『X-MEN』シリーズが、その創造性を奪われずにすむかというところだ。

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年4月27日公開)の公開を控えて、マーベル・シネマティック・ユニバースは史上最大の転換期へと突入する。そのとき、マーベル・コミックをめぐる状況はいかに変化するのか、あるいはしないのか……。

X-MEN:ファイナル ディシジョン

『X-MEN:ファイナル ディシジョン』
ブルーレイ発売中
¥1,905+税
20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント

(C)2013 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

 

Sources: https://www.vanityfair.com/hollywood/2017/11/the-future-of-the-marvel-cinematic-universe-robocop
http://comicbook.com/marvel/2017/11/28/x-men-join-mcu-marvel-cinematic-universe-chances/

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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