X-MEN&ファンタスティック・フォー、マーベル・シネマティック・ユニバースに合流の計画 ― スタン・リー「遅かれ早かれ全権利を取り戻す」

マーベル・スタジオと20世紀フォックスが手を結び、X-MENやファンタスティック・フォーがマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に合流する日がやってくるのかもしれない。アメコミ界の“レジェンド”スタン・リーが、マーベル・キャラクターの全権利がいずれマーベル・スタジオに集まることになると発言した。

この発言は、2017年9月8~10日(現地時間)に開催された「ウィザードリィ・コミコン・ナッシュビル2017」の壇上で飛び出したもの。「MCUにX-MENやファンタスティック・フォーが登場していないことをどう思いますか?」と尋ねられたスタンは、このように返したのだった。

遅かれ早かれ、彼ら(マーベル・スタジオ)は全キャラクターの権利を取り戻すことになります。作業が進められていますが、20世紀フォックスもX-MENの映画やら何やらを作ってますからね。心配しないでください。次の数年で見る以上に、より多くのマーベル・スーパーヒーローを見ることになりますよ。」

ここで明言されているのは、マーベル・スタジオがX-MENやファンタスティック・フォーの合流に向けてなんらかの準備をしているということだ。マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、2016年11月の時点ではクロスオーバーを否定していたものの、2017年5月には全キャラクターのMCU合流が目標であることを示唆している。さらにその直後、スタン・リーが「マーベルのキャラクターはマーベルのもとにあるべき。なんとかする」発言したことも大きな話題を呼んだ。

これまでマーベル・ヒーローの映画化をめぐる問題は、事情に詳しくない一般の観客にとっては混乱を招く要素のひとつとなっていた。マーベル・スタジオが権利を有するアイアンマンやキャプテン・アメリカ、ソーなどが登場するMCUと、20世紀フォックスが権利を持つ映画版『X-MEN』『デッドプール』が別の世界観であることはなかなか浸透していなかったのである。

しかしスタンも述べているように、20世紀フォックスは今後の計画を怒涛の勢いで進行させている。製作中の『X-MEN:ダーク・フェニックス(原題:X-MEN: Dark Phoenix)』や『デッドプール2(仮題)』、『ニュー・ミュータンツ(原題:New Mutants)』のほか、先日は『ガンビット(仮題)』や『ドクター・ドゥーム(仮題)』の企画が進んでいることも明かされていたのだ。
スパイダーマンをMCUに合流させたのと同じように両社が業務提携を実施する場合、その合流は当面先になるか、あるいは“別ユニバースのままでキャラクターを貸し出す”という形式もありうるだろう。

その一方、もしも近いうちにMCUにX-MENやファンタスティック・フォーが合流するのだと仮定すれば、マーベル・スタジオの動きも少し腑に落ちる。たとえば2019年公開の『アベンジャーズ』第4作以降について『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(仮題)』や『スパイダーマン』続編以外のラインナップが明かされていないこと、ケヴィン・ファイギ社長が「僕もわからない」「2019年5月以降に大きな変化がある」語っていることだ。
しかも2017年7月には、マーベル・スタジオ幹部でありケヴィン社長の右腕だったジェレミー・ラッチャム氏が20世紀フォックスへと移籍することも報じられている。このニュースには「もしや全キャラクターを合流させる役割ではないか」という推測の声も聞かれていたが、まさか……?

果たして映画史上空前のクロスオーバーは実現するのか否か。今後の進展からも目が離せない!

Source:?http://comicbook.com/marvel/2017/09/13/stan-lee-marvel-getting-x-men-fantastic-four-back/
Eyecatch Image:?Dimka.aman ( https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Comics_.jpg )

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1989年生まれ。THE RIVER編集部。わかりやすいことはそのままに、わかりづらいことはわかりづらいまま、少しだけわかりやすくしてお届けできればと思っております。

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