『アダムス・ファミリー』アニメ映画版、日本公開決定 ─ オスカー・アイザック＆シャーリーズ・セロンら出演、『ソーセージ・パーティー』監督最新作

長年にわたって愛され続けてきた一家が、史上初の劇場版アニメとして帰ってくる。アニメ映画『アダムス・ファミリー』が2020年秋に日本公開されることが決定し、あわせてティザー予告編＆ビジュアルが到着した。

おなじみファミリーを演じる声優陣には、『スター・ウォーズ』のオスカー・アイザック、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』（2015）のシャーリーズ・セロン、『キック・アス』シリーズのクロエ・グレース・モレッツ、『IT／イット』「ストレンジャー・シングス」のフィン・ヴォルフハルトが集合。豪華ボイスキャストの共演に注目だ。

1930年代、漫画家のチャールズ・アダムスが雑誌にて描いた一コマ漫画としてスタートした『アダムス・ファミリー』は、ひねくれたユーモアセンスとユニークなキャラクターが人気を博し、60年代にテレビドラマ＆アニメシリーズが製作され、その後1991年・1993年には実写映画が大ヒットを記録。当時、日本ではホンダ自動車「オデッセイ」のテレビCMに起用されたこともあいまって爆発的な人気となった。米国では、アルフレッド・ヒッチコックやティム・バートンにインスピレーションを与えたシリーズとしても知られている。

人里離れた山の中で結婚式を挙げたモンスターのカップル、ゴメズ（オスカー・アイザック）とモーティシア（シャーリーズ・セロン）。突如襲いかかってきた人間に故郷を追われた二人は、丘の上に建つ荒れ果てた屋敷にたどり着く。時が流れ、夫婦には二人の子供、ウエンズデー（クロエ・グレース・モレッツ）とパグズリー（フィン・ヴォルフハルト）が生まれ、一家4人と執事のラーチは平和な日々を送っていた。そんな中、パグズリーには、一族にとって重要な儀式「セイバー・マズルカ」を親戚たちの前で披露する日が近づいていた。

監督は『ソーセージ・パーティー』（2016）のコンラッド・ヴァーノン＆グレッグ・ティアナン、脚本は『フリー・ガイ』のマット・リーバーマンが担当。日本版ティザービジュアルにはゴメズ、ウェンズデー、パグズリー、モーティシアの4人が左から並び、予告編には“指を鳴らす”おなじみのテーマ曲も登場。仲良しのゴメズ＆モーティシア夫婦、怪しい実験を行うウェンズデー、ゴメズの兄であるフェスター、大がかりなイタズラを仕掛けるパグズリーのほか、執事のラーチとハンドがピアノを連弾するシーンも盛り込まれている。

映画『アダムス・ファミリー』は2020年秋、TOHOシネマズ、イオンシネマにて全国ロードショー。